老猫が食べやすい食器とは?選ぶ際の3つのポイントを解説します!

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老猫が食べやすい食器とは、どんなものなのでしょうか?

猫は人間同様、年を取ると運動機能や消化機能が落ちる動物です。

食べづらい食器を使っていると、老猫に無理な体勢を強いてしまい、健康を害してしまう心配があります!

そこで今回は、老猫が食べやすい食器について、3つのポイントに分けて解説していきます!

老猫が食べやすい食器(高さ)

1つ目のポイントは高さです。

首が曲がらない程度の、少し頭を下げるだけで食べられる高さが理想と言われています。

食器が低すぎると首を曲げないといけないため食べづらく、時にむせてしまうこともあるようです!

以下の点に気を付けましょう!

・少し高めの食器にする

・お試し期間を設ける

少し高めの食器にする

老猫や、誤嚥のリスクがある病気を持っている猫へは特に、少し高めの食器を使うことをおすすめします!

猫は年を取るとともに慢性関節炎を発症する可能性が高まっていく動物です。

このことから老猫は、関節に痛みを抱えている場合が多く、首を曲げるという行為に対し苦痛を感じやすいといえます。

健康な生活を維持してもらうためにも、老猫へは少し高めの食器を使ってあげましょう。

お試し期間を設ける

猫は、急激な変化を嫌うという性質を持ち合わせています。

低い食器でしか食事をしてこなかった猫は、急に高めの食器に変更されると食事そのものをしなくなることがあります。

そのような猫に対しては、元の食器を雑誌の上に置くなどして、高さを調節しながら様子を見てあげるのがおすすめです!

お試し期間を設けて、愛猫の反応を確認しましょう!

老猫が食べやすい食器(形と大きさ)

次のポイントは、形と大きさです。

老猫に限ったことではありませんが、多くの猫はヒゲが何かに当たることを嫌います。

ですので、顔がすっぽり隠れてしまうような大きすぎる食器はおすすめできません!

そのほかにも、以下の形と大きさに気を付けましょう!

・食器の底

・食器の安定性

食器の底

食器の底が平らなものよりも、カーブを描いているものを選ぶようにしましょう。

底が平らだと、隅にあるご飯が食べづらくなってしまうことが多いからです。

ただし、「顔べちゃ」な猫種の場合は例外で、むしろ底が平らな食器のほうが食べやすい場合もあるようです!

猫はこだわりの強い動物ですので、1度食べづらいと判断すると、その食器に入った餌は食べてくれなくなってしまうこともあります。

愛猫の様子を確認しながら、好みを判断してあげましょう。

食器の安定性

食器が軽すぎたり不安定だったりすると、猫はそれをひっくり返してしまうことがあります。

落下などの可能性もあり危険ですので注意しましょう!

さらに食べている間に食器が動いてしまい、食べづらかったりもします。

猫が食事をしていても動かない程度の適度な重みがあり、安定感がある形・大きさのものを選ぶようにしてくださいね!

老猫が食べやすい食器(素材)

最後のポイントは素材です。

現在、様々な素材でできた猫用食器が販売されています。

それぞれの猫の好みに合わせた食器を選んであげましょう!

猫用食器に用いられる素材は主に…

・プラスチック

・ステンレス

・陶磁器

それぞれの特徴をご紹介していきます!

プラスチック

プラスチックでできた食器は、安価で割れにくいという特徴を持っています!

その一方で細かい傷がつきやすく、表面の汚れを落としづらいために清潔な状態を保つのが難しいという欠点も併せ持っています。

プラスチックの食器を利用する際は、日ごろから念入りに洗浄をし、時にキッチン用ハイターで消毒するようにしましょう。

また、プラスチックの臭いを嫌う猫もいるので、使い始めはよく観察して判断してあげましょう!

ステンレス

ステンレスでできた食器は、軽くて丈夫で割れないという特徴を持っています!

その一方でステンレスの金属臭を嫌う猫が多く、特に水用の食器には適しません。

老猫や、体質上たくさん水を飲んでほしい猫には特に適さないので、ステンレスの食器を検討されているという方はご注意を!

陶磁器

陶磁器でできた食器は、猫の好き嫌いが分かれずらいという特徴を持っています!

適度な重みで安定感があり、臭い移りも発生しないため、長時間の置き餌・置き水用の食器としても最適です。

さらに食器の洗浄がしやすく、清潔な状態が保ちやすいという利点も持ち合わせています。

その一方で割れてしまう可能性がある素材ですので、落下の危険がある高いところには置かないようにしましょう!

食器を使うシチュエーションや、猫の好みに合わせて素材を変えてあげるのが理想ですね♪

まとめ

いかがでしたか?

今回は、老猫が食べやすい食器とはどんなものなのか、3つのポイントに分けてご紹介しました!

老猫になるまでの長い時間を、皆さんと一緒に過ごしてきた愛猫。

身体をいたわってあげるためにも、

・高さ

・形と大きさ

・素材

以上の特徴をしっかりとつかんで、食器を選んであげましょうね♪