オキシクリーンで洗濯機が壊れる?正しい使い方は?

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〝オキシ漬け〟って試したことありますか?

今人気の洗剤、「オキシクリーン」。
掃除や洗濯、色々と使い勝手のいい粉末状酸素系漂白剤です。

特に、オキシクリーンを洗濯槽の掃除に使うとカビがどんどん取れる!と噂ですが…

「洗濯機に使って壊れてしまった!」と言う話もあるようです。

どうしてそんなことになってしまうのか、理由と正しい使い方を調べました。

オキシクリーンで洗濯機が壊れる理由

 

どうして洗濯機が壊れてしまうのでしょうか?
それは主に以下の理由からのようです。

・泡立ちによる自動排水(ドラム式)
・排水経路の詰まり
・オキシクリーンの溶け残り(縦型,ドラム式共通)

それぞれどういうことなのか,ひとつずつ見てみましょう。

泡立ちによる自動排水

ドラム式洗濯機は、内部が密閉されてしまうので、泡がたくさん立つとセンサーで感知して排水→水追加を繰り返します。

オキシクリーンは酸素を出し想像以上に泡が出るので,分量を間違えると排水などで追い付かないほど大量の泡が発生…!

泡センサーが誤作動を起こして延々とすすぎをしたり、
ドアの隙間や糸くずフィルターなどからもこもこと泡が溢れてくる、なんてトラブルになることも。

そんなことになると相当焦ってしまいますね…。

排水経路の詰まり

〝オキシ漬け〟をすると、大量のカビや汚れが浮かんできます。

それを専用網などですくい取って捨てるわけですが、縦型の洗濯機の場合は、オキシ漬け中や終わった後に汚れをすくうことができます。

しかし、ドラム式洗濯機は、洗濯槽内に水が残っている状態だと蓋を開けることができない!

安全ロックがかかってしまうため、せっかく出てきた汚れを掬い取ることができません。

そしてそのまま大量に排水されるゴミ…。
排水フィルターや排水管、そりゃ詰まりますよね…。

ドラム式洗濯機の便利さゆえの弱点かもしれません。

オキシクリーンの溶け残り

オキシクリーンはお湯に溶かして使いますが、分量を守らずに入れ過ぎてしまうと、洗濯槽内で溶け残ったり固まったりしてしまうそう。

そのまま洗濯槽内の部品と接触し、摩耗や破損に繋がってしまいます。

こちらはドラム式も縦型も共通して故障の原因となります。

 

こうしてみてみると、ドラム式洗濯機の方が故障理由が多いですね。

そもそもドラム式洗濯機は、オキシクリーンの利用が推奨されていません。
(オキシクリーンには大丈夫と書いてありますが…)

それにドラム式洗濯機は、斜めになっているので、オキシ漬けをしても洗剤が行き渡らず効果が実感しづらいようです。

ドラム式洗濯機を使っている方は特に使用に注意が必要そうですね。

オキシクリーンで壊れないために気をつけること

ドラム式洗濯機の場合は、壊れてしまう場合は洗濯機の機能故なので、オキシクリーンを使うのは避けるのが無難かもしれません。

どうしてもドラム式で使いたい!と言う方は、種類を確認して使いましょう。

オキシクリーンにはアメリカ製と日本製の2種類があり、成分に違いがあります。

アメリカ製のオキシクリーンには、界面活性剤と柔軟剤が入っています。
この界面活性剤が泡立ちの原因!

必ず日本製を、正しい量で使ってみてください。
(パッケージに日本語が入っているものが日本製です)

縦型洗濯機の場合でも、汚れが多すぎたりゴミが固まったりしてしまうと詰まってしまうことがあるため、ゴミはしっかりと掬い取るようにしたいですね。

分量や水温も正しい量をしっかり測りましょう!
オキシクリーンの本領発揮は、40~60℃のぬるま湯を使ったときです。

洗濯槽の満杯までぬるま湯をためて使用する必要があります。
洗剤の溶け残りがないようにしましょう。

また、60℃以上の熱湯を使う場合は、素材を傷めてしまうことがあるので注意しましょう。
洗濯機の耐熱温度が40度以下のものもあるようなので、要確認です。

そして素材の相性もあります。
洗濯槽がプラスチック槽なら特に問題ないのですが、ステンレス槽の場合は長時間つけ置きしすぎると黒ずみやサビの原因に…!
目安として、6時間を超えないように使用しましょう。

洗濯槽オキシ漬けの方法

以上の注意点を踏まえ、オキシクリーンを使った基本的な洗濯槽の掃除方法を見てみましょう。

①くず取りネットを取り出す

洗濯槽内のくず取リネットを外しましょう。
くず取りネットが設置してある裏側の汚れ、結構すごいですよね。

②水かお湯を高水位までためてオキシクリーンを入れる

40〜60℃のお湯がベスト!
効果も高く洗濯機が壊れにくいです。
お湯を洗濯槽の高水位までためて、オキシクリーンと取り外したくず取りネットを投入しましょう。

入浴剤が入っていない浴槽の残り湯でもOK!

③洗濯槽コースor標準コースで5分~10分洗濯機を回す

洗濯槽コースがある場合は洗濯槽コースを選びましょう。

洗濯槽コースがない場合は標準コースです。
洗濯槽を5分~10分くらい回して、オキシクリーンを行き渡らせます。

④一時停止して20分~6時間放置

5分~10分ほど回したら、一時停止ボタンを押します。

あとはオキシクリーンにおまかせ!
20分~6時間ほっときます。
できれば数時間、オキシ漬けしましょう。

⑤水面に浮かんできた汚れをゴミ取りネットですくう

恐らく沢山漂ってくるであろうワカメのような汚れ。
洗濯槽の裏側に付着していたそいつらを、とにかく掬い取りましょう。

 

基本的な手順は以上です。
それぞれの洗濯機に合わせて、正しい分量を守りましょう。

まとめ

いかがでしたか?

ここではオキシクリーンで洗濯機が壊れる理由と正しい使い方についてお話ししました。

高い効果が出ると噂のオキシクリーンですが、洗濯機が壊れてしまっては元も子もないですよね…。

怖くてオキシクリーンに手を出せていない方もいると思います(私もそう)。

しっかり下調べをして、各洗濯機に合った洗浄方法を選びたいですね!

 

それでは以下にこの記事をまとめます。

・泡と大量の汚れに注意!

・洗濯機の機能や素材の相性を確認して!

・正しい使用方法を守りましょう

 

これで洗濯槽のカビともオサラバしたいですね!