ヒョウモントカゲモドキはなつく?ハンドリングは?

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  • 「ヒョウモントカゲモドキってなつくの?」
  • 「ハンドリングってしてもいいのかな?」

コロナ禍で家にいる時間が増えた今、ペットを飼いたいなと考える人も多いはず。

そんな人たちにじわじわ人気が出ているのがヒョウモントカゲモドキ!

くりくりした目に綺麗な色の小さい体、手に登ってきてくれたりすると嬉しいですよね。

そこで今回はヒョウモントカゲモドキはなつくのかどうか、ハンドリングについてもまとめました♪

ヒョウモントカゲモドキはなつく?

結論から言うと、ヒョウモントカゲモドキはなつくことはないようです。

犬や猫のように飼い主さんに擦り寄ってきたり、一緒に寝たりすることはありません。

しかし、なつくというよりも自宅の環境や飼い主さんに慣れるようにはなります。

学習能力が高い生き物のため、「この人が餌をくれる」「この人は自分に危害を加えない」ということを覚えてくれるようです!

ヒョウモントカゲモドキと仲良くなるには?

ヒョウモントカゲモドキと仲良くなるには、「自分にメリットをくれる人だ」と覚えてもらうことが大事です。

そのためのポイントを2つご紹介します。

  1. 驚かせない
  2. 餌を直接あげる

この2つを心がけてヒョウモントカゲモドキと接することが、仲良くなるための近道です♪

驚かせない

ヒョウモントカゲモドキは臆病な性格をしており、普段はシェルターに隠れて生活しているため、大きな音や刺激に敏感に反応してしまいます。

ケージを揺らす、叩く、無理矢理シェルターから出すなどは厳禁です。

飼い始めは顔が見たいからと覗き込みたくなったり、触れ合ったりしたくなりますよね。

自らシェルターから出てきてくれた時も、嬉しくていきなり声を上げたり突然近づいたりすると驚かせてしまいます。

こういったストレスを与えてしまうと、「この人は危害を加えてくる人!危険な環境だ!」と認識して一向に慣れなくなってしまうので注意しましょう。

餌を直接あげる

毎日の餌の時間は、ヒョウモントカゲモドキと飼い主さんが触れ合える大事な時間です。

ピンセットを利用して直接餌をあげると、飼い主さんの手の匂いなどを覚えてくれます。

何度も繰り返すことで、飼い主さんの手の匂いや顔を覚えて、「安全で餌をくれる人」と認識してくれるようになります。

この機会にヒョウモントカゲモドキに安全な飼い主であることを理解してもらいましょう♪

ヒョウモントカゲモドキが慣れてくれた時の特徴は?

ヒョウモントカゲモドキと仲良くなるために、驚かせないように注意して毎日餌を直接あげていても、慣れてくれるまでは時間がかかります。

まだ慣れていないのに、もう慣れたと勘違いして近づきすぎて怖がらせてしまうとお互い悲しいですよね。

以下の特徴が見られたら慣れてくれたと思っていいでしょう。

  • ケージの中で安心して休んでいる
  • 顔を近づけると寄ってくる
  • 手を入れると登ってくる

ケージの中で安心して休んでいる

飼い始めの頃はシェルターの中に隠れていることが多いヒョウモントカゲモドキですが、安全な環境だと覚えたら、ケージの真ん中でだらんと寝転がる姿が見られるようになります。

だらんと力を抜いて目を瞑って眠る姿はとっても可愛いです!

家の環境や飼い主さんに慣れて安心して寝ていると思うと余計に愛しくなりますね♪

顔を近づけると寄ってくる

毎日直接餌をあげていると、飼い主さんの顔を覚えてくれます。

そのため、顔を見ると「ごはんください!」というように近寄ってくるようになります。

餌がもらえるから寄ってくるだけと思うと少し寂しいですが、餌をくれる安全な人だと信頼してくれている証拠です。

口を開けてケージのガラスに張り付いてバタバタしている姿はとても愛らしいです。

手を入れると登ってくる

飼い主さんが安全な人だと覚えると、ケージから出そうと手を入れたときに、自分から手に乗って腕を登ってこようとすることがあります。

ケージから出て部屋を散歩させている時も、飼い主さんの手に登ってきたり、さらに慣れると飼い主さんの手の中で寝たりすることもあるようです♪

広い部屋の中でわざわざ飼い主さんの手を居場所に選んでくれるなんて、とても嬉しいですよね!

ここまでくるともうヒョウモントカゲモドキは飼い主さんのことを信頼しきっている証拠です。

ハンドリングってしてもいいの?

爬虫類のハンドリングとは、手で触れたり手で持ったりするスキンシップのことです。

飼い主さんのことを信頼したヒョウモントカゲモドキは自分から手に登ってきてくれることがありますが、触りすぎには注意が必要です。

ヒョウモントカゲモドキはおとなしい性格で、人を噛むことは少ないため、ハンドリングは可能ですが、爬虫類はベタベタ触れ合うことは求めていません。

必要以上に触ったり、頭上に手を出したりするとストレスを与えてしまいます。

ヒョウモントカゲモドキと触れ合うのはなるべく週に1〜2回、1回あたり10分前後にしましょう。

また、ヒョウモントカゲモドキに触れる際に尻尾を掴むのは絶対にNGです!

尾を掴まれたヒョウモントカゲモドキは自切する(自分で尾を切る)可能性があるので絶対にやめましょう。

ヒョウモントカゲモドキと上手に触れ合うためのポイント

  • 顔の下に手を出して、手の上に乗るように誘導する
  • もう片方の手で尻尾を押して手のひらに乗せる

このポイントを押さえて、ヒョウモントカゲモドキにストレスを与えないように触れ合うようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

おとなしい性格で、臭いもなく鳴かないヒョウモントカゲモドキはとても飼いやすい爬虫類です。

この記事では、ヒョウモントカゲモドキはなつくのかどうか、またハンドリングについてご紹介しました。

  • ヒョウモントカゲモドキは「なつく」というより「慣れる」
  • 驚かせない、餌を直接あげることで慣れてもらう
  • 慣れると自分から手に登ってきてくれることも!
  • ハンドリングはできるけど触りすぎには注意
  • 尻尾は絶対に掴まない!(自分で尾を切ってしまう可能性がある)

飼い主さんに慣れてくれたヒョウモントカゲモドキのリラックスした顔はとっても可愛らしいです!

この記事を参考に、ヒョウモントカゲモドキとの幸せな生活をお送りください♪