夫婦共に働き、共に家事を行っていくことが当たり前になる世の中、
「2人で働いているのに、わたしの方が家事の負担が大きいのは納得がいかない・・・。」
「夫婦で家事を分担できればいいけれど、どう分担したらいいんだろう?」
あなたもそんなふうに感じることがあるのではないでしょうか。
なにしろ家事って、仕事と同じくらいの労働力なんですよね!
わたしも夫婦共働き(子なし)で生計を立てているうちの一人ですが、仕事から帰ってきてやる家事って、家でも仕事をしているような感覚です。汗
お給料欲しいくらい。
ですが、夫との家事分担に対する考え方や見方を変えることで、日々の家事のストレスを解消しました!
家事に対する考え方を柔軟にすることで、少しでも満足度の高い夫婦生活が送れるようになると思います。
共働き世帯で今始めるべき円満な家事分担の秘訣について、ご紹介させていただきます。
Contents
共働きの家事分担の3つの秘訣!【子なし夫婦の円満な家事分担】
夫婦で満足度を高める家事分担の秘訣をまとめました!
- お互いを尊重し、夫婦で共に働いていることを理解し合うこと
- 男性の「できない」を理解すること
- 半々にしようとしないこと
ここでは、物理的な作業分けだけではなく、考え方の重要性について書かせていただいています。
秘訣①:お互いを尊重し、夫婦で共に働いていることを理解し合うこと
これがまず一番大切な第一歩だと感じます。
男性にはまだ、「女性たるもの家を守るべし!」みたいな考え方を持つ人が多いですよね・・・。
収入の格差などから、なかなか女性が働いている印象を受けにくいのかもしれません。
しかし収入の違いがあっても、労働力が比例しているとは限りませんよね。
あなたが一生懸命働きに出ている現状を理解してもらえるように、夫にアピールしたいところ!
ですが、その前に忘れてはいけないのが、夫の仕事について「聞いてあげる」ことなんです。
家事をなかなかしてくれない夫に対して、「わたしも働いているんだから少しくらい手伝って」などと自分の不満を表出する言い方をしてしまいがちですが、それでは逆効果です。
男性に対して「褒める」という行動は、やる気UPにつながる一番の薬になるんです。
自分の仕事や才能を聞いてもらえたり、褒めてもらえたり、尊重され、頼られる存在でいられることが一番嬉しく、自己効力感が高まります。
妻から感謝される存在になると、自然と家事や育児も少しずつしてくれるようになるでしょう!
わたしの夫も、褒めるだけで次々と家事をやってくれるようになりましたよ!
男性はかわいくも、単純なんです。笑
◆家事分担には日々のコミュニケーションが大事
ある統計では、「夫婦での会話が多い家庭ほど家事分担はうまく行く」とも言われています。
まずはお互いの苦労を知る、日々のコミュニケーションがとても大切です。
夫婦での会話を重ねることで、お互いで支え合いながら働いているという感覚になってきます。
しかしわかっていてもこれが一番難しいことだったり。
そんな時は「少しだけ手伝ってほしい」と素直に伝えてみるのもアリかもしれませんね。
まずは夫婦の会話を増やしてみましょう。
秘訣②:男性の「できない」を理解すること
いざ夫に家事を頼んで、こう言われた経験はありませんか?
「やり方がわからない」
「俺がやっても文句を言われるから嫌だ」
この2つは必ずと言っていいほど返ってくるでしょう。
夫に家事を頼んだ時に、「やり方がわからない」って言われるとイラッとしません・・・?
「え、毎日見てるじゃん!!」と声を大にして言いたいですよね!笑
でも、これは当たり前だと思ってください。
夫は、妻の家事を、見ていません(笑)
家事の分野で男性は新入社員なのです。
いくら先輩の仕事を見ていても、いきなり初めての仕事を押し付けられたらできるわけがありませんよね。
落ち着いて、寛大な心で、家事業界に迎え入れてあげましょう。
秘訣③:半々にしようとしないこと
◆家事分担に関するデータ
家事分担の理想を集計したデータでは、
- 「夫50%:妻50%」に分担したい人・・・4割
- 「夫40%:妻60%」に分担したい人・・・2割
- 「夫30%:妻70%」に分担したい人・・・2割
だそうです。
「できれば夫婦平等に半々がいい!無理でも3割はやってもらいたい」
というのが本音のようですね。
一方、実際の分担割合を見てみると、
- 「夫10%:妻90%」で分担している人・・・2割
- 「夫20%:妻80%」で分担している人・・・1割強
と、妻の負担が多いことがわかります。
理想と現実の間には大きな開きがあるんですね・・・。
◆どの時点が「半々」か不明瞭
もちろん半々にできたら嬉しいですが、数ある家事を分担する中で、あなたはどの時点で「半々になった」と感じるのでしょうか?
考えてみるとむずかしいんです、コレ。でも、ここがけっこう重要なポイントです。
「じゃああなたは洗濯担当ね。わたしは料理と部屋・トイレの掃除、食器洗いをやるから、ゴミ出しとお風呂掃除はおねがいね」
と、家事ごとに担当を決めてしまいがちですよね。
なんとなく仕事量は半々になったような気がしますが、この方法はやり始めた途端に、ルールが崩壊する危険性が大です。
家事ごとの責任が、それぞれにのしかかるからです。
わたしの場合、「半々にしよう」と思うことを、まずやめてみました。
◆家事分担の秘訣は「仕事量ではなく満足度の問題」
わたしが家事において持っている考えに、家事分担の秘訣は「仕事量ではなく満足度の問題」ということがあります。
結局、家事の負担って仕事量で見た体力的なものよりも、精神的な負担のほうが大きいんですよね。
ということは、「重いものを持ってもらって肩がラクだわ~」を求めているのではなく、「一緒にがんばってるんだし、わたしも眠いけど家事やろ」がほしい訳です。
つまり、たとえ仕事量が「夫20%:妻80%」でも、お互いがストレスなく家事を続けられる工夫ができれば、満足度の高い生活を送ることは可能!
女性も単純です。笑
その工夫については「共働きで家事ができない⁈夫婦で家事を効率よくする方法【ストレスなし】」でお話しているので読んでみてくださいね。
共働き夫婦(子なし)の家事を効率化するなら「家電」も大事!
共働きの毎日は、家に帰ればあっという間に寝る時間です。
なのに家事全般を、仕事から帰宅して就寝までの時間に収めなくてはいけません。
言わずもがな、時間を節約できることには、何よりも先に投資します。
うちの場合は、子どもがいないので、養育費にかかる費用なんかが他のうちと比べると自由費に充てられます。
先日ちょうど新型の全自動洗濯機を購入しました。
ほんとにすばらしいんです・・・、思った以上に!!
この洗濯機を購入してから「洗濯がこんなに楽なものと思わなかった」と夫婦で日々感動しています。
「お金で時間を買うこと」は大切です。
最近は、「家事代行」なんかも人気ですよね。
仕事で疲れている中でやる家事って、イライラしたり、ちょっとしたことでケンカの火種になってしまいます。(うちだけ?)
正直、イライラやケンカってだるいです(笑)
本当は夫婦で労いの言葉を掛けあえれば、こんなに幸せなことはありません。
なので家電によって価格差はあると思いますが、少々値が張ってでも時短家電には投資しましょう。
便利な時代を生きているわたしたちにしか許されない手抜き術です、使わない手はありませんね!
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、共働き夫婦の円満な家事分担の秘訣について、わたしの体験をもとにご紹介しました!
要点をまとめると、
- 日々の夫婦の会話で、お互い働いていると理解すること
- 男性は家事の新入社員!「できない」を理解してあげること
- ひとつの家事の工程を細分化して考えること
- 時短家電は高くても購入検討すること
です。
全体を通して大切なのは気持ち、考え方なんですね。
少し工夫するだけで、仕事量は変わらなくても満足度の高い家事分担ができると思います。
みなさんの夫婦生活がより充実したものになりますように。