共働きだと本当に家事ってできないですよね…。
仕事から帰ってきたらもう気持ちはバタンキュー。
でもなんとか重い腰を上げて最低限の家事をこなしてから寝る生活をしています。
正直1人ではしんどすぎます…!!
ということで、わが家では家事を夫と分担することで家事の効率化を図っています。
ただ、夫婦で家事を分担をしようと思った時に、思うようにいかなかったことも多かったんですよ。
そこで今回は、どんな風に夫婦で家事分担をすればいいのか、いろいろと試した結果行き着いた「家事を効率よくする方法」について具体的にご紹介します!
この方法を取り入れれば、きっとこれからの家事の負担が軽くなりますよ♪
Contents
共働きで家事ができない⁈夫婦で家事を効率よくする方法【ストレスなし】
共働きで家事ができない夫婦において大切なことはつぎの2つです。
- 家事の効率化アイデア①:ひとつの家事の工程を細分化して考えること
- 家事の効率化アイデア②:夫の家事意欲を失わせないこと
1つずつ説明していきますね。
家事の効率化アイデア①:ひとつの家事の工程を細分化して考えること
夫婦の家事分担で大事なのは、「家事の工程を細分化して考える」ことです。
例えば洗濯の工程で考えてみましょう。
さあ洗濯するぞ!となったら、何をしますか?
重い腰を上げて・・・
- 洗濯物を種類に分ける
- 必要なものはネットにいれる
- 洗濯機を回す
- 終わったら取り出して干す
- 乾いたら取り込む
- 畳む
- しまう
こんなに工程があります。
さらに衣類の種類によって干し方や畳み方が異なり、人によってもやり方が違うこともあります。
これらをマニュアル化するだけでも相当な情報量になってしまうんですね・・・。
最近は『名もなき家事』という言葉も流行っています。
自分以外の人間に家事をお願いしても「なんかラクにならないな…」というのは、名づけることすらできない小さな家事が無数にあるからだという考え方です。
これを踏まえずに、夫に「洗濯しといて」と頼んで、いざやってくれたところで、どうなるでしょうか?
夫は家事の新入社員です。びっくりするほどできません・・・。
「おしゃれ着も一緒に洗われてしまった・・・」
「乾いたものを取り込んでないのに濡れたものが干してある・・・」
「セーターの肩がずれて伸びている・・・シャツがしわしわのまま干してある・・・」
「畳み方がきたない・・・」
「しまうのここじゃないのに・・・」
・・・無限に出てきそうですね(笑)
だから「俺がやっても文句を言われるから嫌だ」と言われてしまうんです。
わたしはこれに気づくのに時間がかかりました。
夫にとっての「やり方がわからない」は、この細い工程の難しさに隠されているのです。
それぞれの家事にどんな工程があるのか考えてみましょう。
家事の効率化アイデア②:夫の家事意欲を失わせないこと
そしてやる気スイッチの入っていない夫のやる気スイッチを押すことも大切です。
「やり方がわからん」という夫に対して、「なんでわからんのじゃーい」と言うと完全に家事意欲を喪失させてしまいます。
これは家事を手伝ってもらいたい女性からすれば大打撃。
ここは慎重に、夫の家事意欲を失わせない工夫をするのが得策です、3つあります。
- 丁寧に時間をかけて教えること
- 任せるなら全部任せて一切口出ししないこと
- 家事の工程ごとに分担すること
→これができたら苦労しません
→結構、女性は我慢できないです
1番良い方法は、3つ目の「家事の工程ごとに分担すること」です。
ひとつの家事を夫に丸投げするのではなく、ひとつの家事を完了させるまでの工程を夫婦で分担し、共同作業にしてしまうのです。
共働きの家事分担は「工程」ごとにする【洗濯の分担例】
「工程」と言っても、実際のところどれほど細かい所まで家事をわけて考えるのかが分かりづらいと思います。
なので、参考までにわが家の「洗濯」の家事分担の例をご紹介しますね。
洗濯物を種類に分ける/必要なものはネットにいれる/洗濯機を回す
ある程度簡単な作業なので、一回教えればわかります。
夫にやってもらいます。
取り出して干す
ここが最も男性の不得意な工程だと思っています。
女性の服は形や素材が様々で男性にはわかりにくいんですね。
ただ干すだけでも、女性には自分が思っている以上にこだわりがあることが多く、自分でやらないと気が済まないという場面も多々あります。
この工程はうちではわたしが必ずやります。
ハンガーにかけた洗濯物を定位置に干しに行く
わたしはハンガーにかけたものを運ぶのが重くて嫌いなので、かけたものを定位置に干しに行くところだけを夫にやってもらうことがあります。
ここも細分化されるんですね。
乾いたものを取り込む
取り込むだけなら、夫に頼んでもいいかもしれませんね。
基本はできる方が率先してやります。
畳む/しまう
畳むのはわたしがこだわるのでわたし、しまうのはできる方がやります。
「こだわりがあるかどうか」が家事効率化の重要なポイント
こう見ていただくとわかると思いますが、細分化した家事のそれぞれの工程に「好き嫌い」「得意不得意」「こだわるか、こだわらないか」が存在しています。
喧嘩にならないためには、こだわりがある方が担当しましょう。
それを踏まえて、お互いがストレスなくできる工程を選んでやっていけば、ひとつの「洗濯」という家事を効率良く、しかもノンストレスで済ませることができるのです。
家事分担の秘訣は、仕事量ではなく満足度の問題です。
一緒に作業を完了させるだけで、一気に負担が減ったような感覚になりますよ!
「共働きで家事ができない」の理由は自分?夫に完璧を求めないこと
もうひとつ大切なのが、相手に完璧を求めないことです。
以前にテレビ番組で、周防正行監督が
「結婚とは異文化交流だ。と思うようになってから結婚生活が楽しくなった」
という発言をしていて、衝撃を受けたことがあります。
とっても深い言葉ですよね。
あなたのあたり前は、人の当たり前ではありません。考え方が違って当たり前なのです。
もはやわたしは、女性と男性は同じ人間でなく別の生き物だと思っています。
違う考え方の人が一緒に生活していて、まずノンストレスなわけがありません。
「違いを楽しむ」ことこそ、夫婦生活をより楽しくする秘訣なんですね。
監督には頭が下がります。
家事だけに限ったことではありませんが、相手に何かをお願いした以上、自分のなかの完璧は求めてはいけないと思います。
もし完璧にやりたいこだわりがあるなら、自分でやること!!
それを意識していたら、いつも文句ばっかり言っていたわたしも、夫の家事に対して感謝の気持ちが強くなりました。
違って当たり前って思うことが、円満に行く秘訣ですよ。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、家事を効率良くする方法についてご紹介しました。
わたし自身、共働きでのひとり家事に限界を感じていたので、夫に協力してもらうようになってからは肩の荷が下りてだいぶ楽になりました。
ホンネをもらせば、自分を息苦しくさせていたのは、眠気と戦いながら家事をするその行動にあるのではなく、「責任を1人でしょい込む」メンタルがキツかったのかも。
最後にもう一度この記事のポイントをおさらいしますね。
- 家事は「工程」ごとに分担する
- その工程に「こだわりがある」方が担当する
- 完璧を求めるなら自分がやる
- 夫婦生活はお互いの「違いを楽しむ」ことで楽しくなる
あなたもぜひ旦那さんと一緒に試してみてくださいね。
家事を2人でやるようになると、なぜだか不思議と夫婦仲も良くなって来ますよー♪