どうも!
この記事では、共働きの僕が子育てと家事を分担して感じたメリットについてお伝えします。
そこに至るまでの考え方の変化などもお話ししますので、共働き夫婦で子育てと家事の分担に悩んでいる人は参考にしてみてください。
簡単に自己紹介をしますね。
- 職業は保育士
- 妻は医療従事者
- 21歳で結婚
- 23歳で子どもを授かり、社会人として未熟なまま家庭を持つ
そんな僕の体験を踏まえながら、気づいたことや失敗したことを3つに分けてつづっていきます。
- 共働きの子育てと家事の大変さをひたすら語る
- 共働きで家事を分担するメリット
- 共働き家庭における父親の役割【保育士の僕からのメッセージ】
Contents
共働きの子育てと家事の大変さをひたすら語る
男が稼ぎを持ってきて女は家事と育児を一手に担う。
厳格な父とそれを支えていく妻。
そんな日本の家庭文化は過去のものとなった今も、男性の頭の中にはまだまだ厳格で亭主関白な父親像がこびりついて離れないことが多くあります。
ある種、責任感の強さを感じる姿でもありますが。
かく言う僕も、お恥ずかしながら結婚当初はその意識がありました。
「自分が家族を食べさせることが第一の責任だ!」と思い込み、仕事へ没頭しようと決めていたんです、もちろん“良かれ”と思って。
しかし、妻は夜勤もある上に日勤であっても、帰りは22:00を過ぎることも…
僕の場合は、やむを得ず家事をするしかなかったのです。
もし妻が定時で上がれるような仕事であれば、僕はおそらく家事をしなかったでしょう。
今考えると、僕の家事は
- 掃除をしても見える場所しかしない。
- 洗い物は中途半端に濡れたまま。
- 料理をすれば全体的に茶色しかない。
- 3パターンぐらいしかメニューが作れない。
一方妻はというと、
- 掃除は隅々まで。
- 洗い物はふきんを使ってきれいに戻す。
- 料理は栄養を考えて、僕が飽きないような新しいメニューにも積極的に挑戦。
でも、その当時の僕は「よし!できた!」と勘違い甚だしく胸を張って、「俺は家事もできる男!」と思い込んでいました。
子育てについては仕事柄、知識もあったので、妻が頼ってくれる場面もありました。
しかしこれがまた、半端なくしんどい!!
子育てと家事の両立ってどうしてこうも難しいんでしょ、、笑
子どもがやっと寝た…
掃除をしたいけど起こしてしまうから別のこと…
じゃあ料理を…
なんて考えていると子どもが起きてくるわけです。
子どもは親が大好きですから、甘えたくもなります。
それを表現するために大きな声で泣きます。
すると当たり前ですが、家事ができないんですよね~。
愛するわが子なので、要求にはできるだけ全力で応えたい気持ちがあるわけです。
ですが、それを考え始めたらいよいよ家事に手が回りません。笑
ジレンマですね~(゚∀゚)
仕事で例えるなら、
自分が進めている仕事の最中に「急ぎのお電話です」と来て対応→
自分の作業に戻る→
「上司から来てくれと言われています」と言われ、対応→
また自分の作業に戻る…
を年中無休、1~2年は繰り返すわけです。
相手が小さな子であればあるほど、命の「責任」が伴う分、緊張に似た感覚を持ち続けることも必要です。
こりゃ、改めて大変なことだなと思います。
共働きで子育てと家事を分担するメリット
家事と育児の両立は本当にエネルギーを使います。
その苦労は体験して初めてわかりました。。
そこで、共働きのわが家では日常的に子育てと家事を分担しています。
メリットは大きくわけて2つ。
- メリット①:家事育児の大変さを共有できる
- メリット②:できるときにできる方がやればいい
大切なのは、「しんどいよな、ちょっと手伝わせて」という気持ちなんです。
できることでいいんです。
ゴミ出しだけでもいいんです。
そして良好な夫婦関係を求めるなら感謝の気持ちをお互いに伝えることも重要です。
メリット①:家事育児の大変さを共有できる
夫婦にとって共有することはとっても大切なポイント。
分担した分だけ、互いに時間に余裕ができるということも1つあります。
毎日忙しく時間に追われていると、どうしてもイライラしやすくなって、
- 子どもが食べ物をこぼす
- 夫婦のどちらかが忙しく動いているのに、一方が何もせずにテレビを見ている
- 掃除をしたのにすぐに汚れている
といった、ほんとに些細なことで爆発してしまうんです。
分担して家事と子育ての大変さを共有することは、こういったどうでもいいイライラを未然に防ぐことができる「余裕」を与えてくれます。
メリット②:できるときにできる方がやればいい
わが家の場合は、お互いに時間も体力も余裕がないときは、家事は放っておきました。笑
これが気楽で良かったですね。
育児を放っておくわけにはいかないので、優先順位を考えましょう。
疲れた体にムチ打って、イライラしながら家事と子育てをどっちもするより、「今日は家事はムリ!」と諦めてできるときにできる方がやればいいとしました。
納得いかない人もいるかもしれませんが、この考え方に至ったわが家は驚くほど夫婦の衝突が減りました。
共働き家庭における父親の役割【保育士の僕からのメッセージ】
このように、共働き世帯には互いのマンパワーと気遣いが大切な円満条件になります。
保育士であり、父である僕から少しメッセージ。
こと、家事・育児に関してはお父さんはお母さんの足元にも及びません。
そうでない方もいらっしゃいますが、そんな方はこの記事は無意味ですね。笑
お父さんの心構えとしては家族のサポーターの意識を持つこと。
家庭の中で、主役は子どもになります。
生活のすべてが子どもを中心に回っていくからですね。
そしてヒロインはお母さんです。
それを支えていくのがお父さんの役割。
働くことも然り。
家事・育児の分担も然り。
主役とヒロインが、より伸び伸びと表現できるために労力を割きましょう。
決してお父さんが家族の主役になってはダメです。
お父さんが中心にいるという意識を持っていてはダメ。
主役になるときは、家族がピンチに陥った時です。
その時はお父さんの持てる力すべてを使って主役となり、家族を守ってください。
その時までは陰日向となり、大きな腕で家族を包めるサポーターであって下さい。
それを続けていけば知らず知らずのうちに家族がお父さんのことを「いつでも家族を守ってくれる、頼れる存在」と思ってくれますよ。
こんなに幸せなことはありません。
まとめ
さて、長々と書きましたが、この記事で僕がお伝えしたいことは以下です。
- 家事・育児は本当に大変!それを夫婦で分担して、共有しよう
- 優先順位は育児!本当にしんどい時には無理をせずに思い切って家事を休む
- お父さんは家族のサポーター!それができた時、あなたは家族の中心にいる
最近は離婚のニュースも多いですが、ほとんどがちょっとしたボタンのかけ違いではないかと思います。
一度は「この人だ」と愛した人です。
ボタンのかけ違い程度なら、あの手この手を使ってでもピタッとハマるところを探してもいいんじゃないでしょうか。
これからも大切なご家族と幸せな日々が続きますように、願いを込めてこの記事を終わります。