1日に何度も使用するトイレですが、正しく掃除できていますか?
なんとなくで掃除してしまいがちですよね。
定期的に掃除しているはずなのに、ある日気がついたら「なんか臭う」なんてこともあるのではないでしょうか。
手遅れになる前に原因を知り、正しい掃除方法を知ることで常にキレイなトイレを目指しましょう!
Contents
トイレ掃除をしても取れない?臭いの原因を知る!
臭いの元となる原因は主に
- 取り切れていない汚れ
- 尿の飛び散り
- カビの繁殖
となります。
見た目は綺麗になっていても見えない汚れや、便座の裏側・タンクの中・換気扇など、意識しないと目にしない場所が汚れたままになっていることが多いです。
また、立って用を足したり蓋を開けたまま水を流すことで、壁や床に尿が飛び散り臭いの原因になります。
今さら聞けない!トイレの正しい掃除の仕方
トイレ掃除は、便座→便器→壁→床の順番で行います。
そうすることで便座や便器の汚れが飛び散ることを気にせず、効率的に掃除ができます。
便座や便器は普段からしっかり掃除をしていると思いますが、意外と壁や床は忘れがちですよね。
「掃除をしても臭いが取れない!」という場合は、酸性の洗剤を含ませた雑巾で壁や床を拭くと改善される場合が多いです。
便器と床の境目にも汚れが溜まりやすいので念入りに掃除するようにしましょう。
そして忘れてはならないのが、換気扇とタンクの掃除です!
意外と知られていない、この2箇所の掃除の仕方を簡単に説明します。
1.換気扇の掃除の仕方
換気扇は1ヶ月に1回の掃除が理想的ですが、最低でも2〜3ヶ月に1回は掃除するようにしましょう。
掃除の流れは、
- カバーを外す
- カバーの埃を掃除機で吸い取る
- 埃をとったカバーと内側にあるプロペラを拭く
- カバーを取り付け元に戻す
となります。
拭く時に使用する布は汚れが簡単に取れる、マイクロファイバーがオススメです。
百均などで手に入るので是非お試し下さい!
また、拭き掃除の時に布に柔軟剤を少量混ぜることで、静電気が発生しづらくなり、埃が付きにくくなるので綺麗な状態が保ちやすくなります。
2.タンク内の掃除の仕方
タンクの中は常に湿気が溜まっているため、カビが生えやすくなっています。
カビが生えたまま放置して水を流すと、便器の黒ズミの原因になるので定期的に掃除をするようにしましょう。
タンクの掃除は専用の洗剤が売っているので、1ヶ月に1回は行うようにしましょう。
洗剤の使い方は簡単で、タンクの蓋の部分にある穴から洗剤を注ぎ込み、2時間くらい放置するだけ。
しかし、それだけではタンク内の水が溜まってない部分の掃除まではできません。
半年に1回でいいのでタンクの蓋を開けて中蓋を取り出し、中性洗剤やトイレシートでしっかりこすり洗いを行いましょう。
その際にトイレの水栓を閉めるのを忘れないようにしましょう。
マイナスドライバーなどで閉めることができます。
また、掃除後の綺麗な状態を保つコツは、換気にあります。
水場はどうしてもカビが生えやすいので、換気扇を回したりドアを開けたままにすることでトイレの中に湿気がたまらないようにしましょう。
トイレ掃除で大活躍!クエン酸で清潔トイレに!
トイレ掃除の最大の敵はアンモニアです。
水垢や黄ばみ・尿石などをしっかり除去しなければ、いつまで経ってもアンモニア臭を消すことができません。
そんな時の心強い味方が、クエン酸です!
クエン酸はその名の通り酸性なので、アルカリ性の水垢や黄ばみ・尿石を簡単に取り除くことができます。
また壁や床に吹きかけた後に乾拭きすることで、壁に残ったクエン酸の成分が消臭効果に繋がります。
また、トイレを使用した後もしくは1日の最後に1回でもいいので便器にクエン酸スプレーを吹きかけることで、尿石の蓄積を防ぐことも可能です。
トイレ以外の水回り掃除にも活躍してくれるので、常にひとつはクエン酸スプレーを用意しておくと便利ですね。
ひと手間加えて、クエン酸スプレーの中にお気に入りのアロマを加えると、オリジナルの消臭スプレーを作ることもできるので楽しく予防ができますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると、
- 臭いの原因は取り切れていない汚れ
- 正しい掃除の順番や方法を知ることで綺麗な状態に
- アルカリ性の汚れにはクエン酸が有効
- 便利グッズやオリジナルスプレーで楽しく掃除しよう
ということになります。
トイレは座ってする・流す時は蓋を閉めるなど、少し意識するだけで汚れを防ぐことができます。
また、トイレの蓋を開けたまま流すと空気中に様々な菌が飛び出し病気の原因にもなりかねません。
トイレを綺麗に保つ工夫が家族の健康にも繋がるなんて素敵ですね!
「分かっていても時間がない!」「今まで蓄積された汚れをきれいに落とす自信がない」という人は思い切ってプロの手に任せるのもいいと思います。
特にタンクの中の掃除はいきなりやろうとしても不安になりますし、トイレの水栓を閉めたり分解したりが苦手な人は多いです。
よく分からずに触り、壊してしまうとクリーニング以上に費用がかかりかねないので、一度作業工程を見せてもらうといいかもしれませんね!
ちょっとした工夫や、お気に入りのアイテムを見つけることで楽しくラクにトイレ掃除に取り組みましょう!