この記事では、折り紙で作る雛人形の折り方をご紹介します。
折り紙で作れるのでコストもかからず、手のひらサイズの可愛い仕上がりなので、わざわざ飾るスペースを設ける必要もありません♪
途中、「ちょっと難しいかな?」と感じるかもしれませんが、一つ一つの工程はとてもシンプルで簡単!
ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね^^
【折り紙で雛飾りを手作り】雛人形の折り方
材料・用意する物

- 4分の1のサイズの折り紙
…桃色2枚、水色2枚、黒2枚、金色1枚(4分の3使用)、柄入り2枚(着物用) - ボールペン(黒・赤)
- セロハンテープ
着物用の折り紙は、和風の模様が入ったものがおすすめです。
ポチップなければ、桃色や水色とは違う普通の単色で作ると良いと思います^^
折り紙雛人形の作り方
からだ(土台)
STEP.2
開いて、折り筋に合わせて両サイドを折ります
STEP.4
開いて、STEP.1、3で付けた折り筋の交点に合わせて上の部分を折ります
STEP.10
一番下の折り筋に合わせて下の部分を折ります
STEP.11
同じ折り筋に合わせてもう一度折ります
お雛様の頭
STEP.3
開いて、STEP.2でつけた折り筋に合わせて上を折ります
STEP.4
開いて、STEP.3でつけた折り筋に合わせて更に折ります
STEP.5
STEP.1で付けた折り筋に合わせて上の部分を折ります
STEP.7
開いて、下図の赤丸を合わせるようにして折ります
STEP.9
下の部分を白い部分が見えなくなるように上に折ります
STEP.10
三角形の重なっている頂点部分を下に入れ込みます
STEP.11
裏返して、下図の赤丸が重なるように折ります
着物
STEP.3
STEP.2で付けた折り筋に合わせてサイドを折ります
STEP.5
開いて、下図の赤点を重ねるように折ります
STEP.7
一番下の折り筋に合わせて、下の部分を三角形に折ります
STEP.10
後ろの下の部分を前に出すようにして折ります
着物があるだけで、雛人形がパッとお祝いらしく華やかになります♪
難しいと思われがちな着物ですが、この作り方で作るととても簡単にステキな着物ができます。
着物(下)
STEP.3
開いて、STEP.2の折り筋に合わせて左半分を折ります
STEP.5
裏返して、左側を真ん中の線に合わせるようにして半分に折ります
STEP.8
中心の横線に合わせて上の部分を下に折ります
STEP.9
前と後ろを同時に横へ引っ張ってスライドさせ、折ります

⬇
STEP.10
反対側も同じように折って、着物(下)が完成です!
扇
STEP.1
金色の折り紙で着物(下)を折り、180°回転させます
STEP.4
表に返して、お雛様が持つ扇の完成です!
冠
STEP.3
右側も同じように折って、お雛様の冠の完成です!
お内裏様の頭
STEP.3
STEP.2で付けた折り筋に合わせて、左半分を折ります
STEP.6
STEP.5で折った部分を開いて戻し、横の中央線に合わせて下の部分を上に折ります
STEP.7
開いて、STEP.6で付いた折り筋に合わせて下を上に折ります
STEP.11
下図のように、左側を開いてつぶして折ります
STEP.14
表に返して、お内裏様の頭の完成です!
笏
STEP.3
開いて、真ん中の折り筋に合わせて左半分を折ります
STEP.5
反対側もSTEP.3,4と同じように折ります
STEP.8
表に返して、お内裏様が持つ笏の完成です!
合体
STEP.1
着物と着物(下)を下図のようにはめ込みます
STEP.2
裏返して、赤丸の出ている着物を折り込みます
STEP.3
表に返して、着物(下)を下図のようにはめ込みます
STEP.5
両端を下図のように折り、セロハンテープでとめます
STEP.6
頭を下図のようにはめ込み、裏側をセロハンテープでとめます
STEP.7
冠を、下図くらい出して裏側をセロハンテープでとめます
STEP.8
扇の裏に、輪にしたセロハンテープをつけ、着物の真ん中に付けます
STEP.9
ペンで目と頬を書いて、お雛様の完成です!
STEP.10
STEP.5まで同じ手順でお内裏様も作り、頭を下図のようにはめ込んで、裏側をセロハンテープでとめます
STEP.12
輪にしたセロハンテープで笏をとめます
STEP.13
ペンで目と頬を書いて、お内裏様の完成です!
以上で全工程が終了しました!
お疲れさまでした!!
2人並ぶと、とっても可愛いですよね(*^▽^*)

【雛祭りで飾りたい!】折り紙で作った雛人形をかわいく飾る方法
おすすめの飾り方
今回ご紹介した雛人形はそのものだけでは立たない仕様です。
雛祭りで飾る時は、
- 画用紙や折り紙に貼り付ける
- 額縁に入れる、またはボード等に貼り付ける
とかわいく本格的に飾ることができるのでやってみてください♪
雛壇やぼんぼりの絵を描いた画用紙に貼り付けてもいいですね(´艸`*)
わたしがやってみた飾り方の例①

私の場合は、グラデーションがかかった折り紙の上に貼り付けてみました!
背景があるとより一層素敵に仕上がりますよ♪
わたしがやってみた飾り方の例②

折り紙で作ったリースの上に貼り付けると、飾り物らしさが増してより本格的な仕上がりになります♪
ちょっとしたおうちイベントの時に、定番で使える飾り方です^^
「リース」の作り方は、「【折り紙リースの作り方】8枚で簡単♪基本のリース<雛人形・ハロウィン>」の記事で紹介しています。
【雛祭りの飾り】雛人形の折り紙の折り方まとめ
いかがでしたか?
今回は、折り紙で作る可愛い雛人形の作り方をご紹介しました。
作り方が同じ箇所もたくさんあるので、お子さんと一緒に作るときはお内裏様とお雛様をそれぞれ分担して、同じペースで折っていくといいかもしれませんね^^
ぜひお子さんと一緒に作って、楽しいひな祭りにしてください♪
ポチップ雛祭りの豆知識
3月3日「雛祭り」。雛人形を飾って女の子の健やかな成長を願う日本の伝統的な行事です。
ひな祭りというと、女の子だけの行事に思いますが、元を辿るとそうでもないよう。
もともとは、「上巳の節句」「桃の節句」といい、年齢や性別を問わず幸せを願う邪気払い行事だったそうです。
女の子がいらっしゃるお家ではもちろん主役でお祝いしますが、男の子しかいない場合でも「桃の節句」としてお祝いし、文化を伝えてあげられるといいですね(´ω`)