猫じゃらしみたいな草の名前は?猫が実際に遊んでもいい?遊ぶ際の注意点は?

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

猫じゃらしみたいな草を道端で見かけたことありませんか?

先端についたふわふわした丸いものが揺れている草、河川敷や空き地にたくさん生えてますよね♪

  • 「よく見かけるけどなんて名前なんだろう?」
  • 「家の猫に遊ばせてもいいのかな?」

なんてことを猫飼いさんなら一度は考えたこともあるはず。

そこで今回は、猫じゃらしみたいな草について調べたことをまとめました!

また、猫が実際に遊ぶ際の注意点などもご紹介します!

猫じゃらしみたいな草の名前は?


猫じゃらしみたいな草の名前は「エノコログサ」です!

「エノコログサ」を漢字で書くと「狗尾草」。

「狗」は「犬」という意味で、丸いふわふわの花穂が犬の尻尾に似ていることから「狗尾草」という名前になったようです。

ちなみに猫じゃらしと呼ばれるようになったのは、「エノコログサ」を猫の前で振るとじゃれついてきたからだそうです。

犬の尻尾だったり猫じゃらしだったり、面白いですね♪

「エノコログサ」の特徴

「エノコログサ」はイネ科エノコログサ属の雑草です。

主に夏から秋にかけてふわふわの花穂をつけます。

緑色の花穂は約3〜7cm、草丈は小さなものでは20〜30cm程度ですが、大きなものになると60cm以上にも成長します。

見た目はふわふわ揺れて可愛い草ですが、駐車場や空き地、アスファルトの隙間からも力強く生えてきます。

放置しているとどんどん繁茂して増えてしまうため、少し厄介な雑草として扱われているようです。

猫じゃらしみたいな草で猫が実際に遊んでもいい?

猫じゃらしみたいな草「エノコログサ」は猫が実際に遊んでもOKです。

また、猫のおもちゃとして販売されている猫じゃらしは、「エノコログサ」を模して作られていることから、猫は「エノコログサ」が大好きなはず。

猫を飼っている方なら一度は「猫じゃらしみたいな草で猫をじゃらしてみたい!」と思ったことありますよね。

先日YoutuberのHIKAKINさんが飼い猫のまるおともふこを「エノコログサ」でじゃらして遊んでいました!

興味津々で鼻をぴくぴくさせる2匹がとっても愛らしいですね♪

猫じゃらしみたいな草で猫と遊ぶ際の3つの注意点

「エノコログサ」は実際に猫と遊んでもOKですが、あくまでも外に生えている雑草。

完全室内飼いの猫ちゃんと遊ぶには注意点が3つあるのでご紹介します。

食べさせない

「エノコログサ」はイネ科の植物なので、猫が食べて中毒を起こすような成分は入っていません。

しかし、花穂の穂先の部分はチクチクしているため、食道や胃を傷つけてしまう可能性があります。

胃腸の弱い猫や子猫、シニア猫の場合は消化できずに胃に残り、最悪の場合は開腹手術が必要となります。

また、「エノコログサ」の生えている場所によっては、誰かが除草剤をかけているかもしれません。

除草剤の成分は植物だけではなく動物にも有害なものがほとんどです。

イネ科に中毒性はないから少しなら食べても大丈夫!と思いがちですが、万が一のことを考えて、なるべく食べさせないように注意しましょう。

猫の体についたら必ず取り除く

「エノコログサ」の穂先の部分は手で触ると細かくバラバラになります。

猫じゃらしとして猫と遊んでいるときに、猫がパンチしたら細かくバラバラになりますよね。

バラバラになった穂先は小さくチクチクしているため、猫の体に刺さりやすいのです。

穂先が刺さると皮膚炎を引き起こしたり、そのまま放置していると傷口から化膿したりする可能性があります。

また、誤って小さなチクチクを鼻や口から吸い込んでしまうと、気管や肺に炎症を起こすことも。

気管や肺に炎症が起きると、咳や発熱、食欲不振などの症状が見られ、最悪の場合手術となります。

「エノコログサ」で猫と遊んだあとは、

  • しっかりブラッシングをして猫の体から穂先を取り除く
  • バラバラになった穂先が室内に残らないように掃除をする

必ずこの2つを行なって、猫の体に穂先が残らないようにしましょう。

遊んだあとに猫が口をクチャクチャさせて違和感があるような様子であれば、口の中に穂先が残っているかもしれないのでチェックしてあげましょう。

ノミ・ダニ予防をしておく

「エノコログサ」は外に生えている野草なので、野良猫などからノミ・ダニがくっついているかもしれません。

「エノコログサ」で猫と遊ぶ前に、しっかりとノミ・ダニ予防をしてあげましょう。

完全室内飼いだからとノミ・ダニ予防をしていない猫もいるかもしれませんが、外に出た飼い主さんを介してノミ・ダニが猫にうつることもあります。

ノミ・ダニに寄生されると伝染病に感染する可能性が高く、中には人間に感染する病気もあります。

ノミ・ダニ予防は「エノコログサ」で遊ばなくても、完全室内飼いでも、猫には欠かせません。

まとめ

いかがでしたか?

道端でよく見かける猫じゃらしみたいな草は「エノコログサ」という名前の雑草でした!

「エノコログサ」で実際に家の猫と遊ぶのはOKですが、3つの注意点があります。

  • 食べさせない
  • 猫の体についたら必ず取り除く
  • ノミ・ダニ予防をしておく

猫を飼っている方なら「本物の猫じゃらしで遊ばせてみたい!」ときっと思ったことがあるはず。

実際に遊ばせる際はこの記事でご紹介した3つのことに注意して遊んであげてくださいね♪