猫の発情期は何歳まで?猫の発情期の特徴は?避妊・去勢手術のメリット・デメリット!

  • 「猫の発情期って何歳まで続くのかな?」
  • 「見たことない動きだけどこれって発情期?」
  • 「室内飼いだけど避妊・去勢手術した方がいいの?」

初めて猫を飼い始める方にとっての悩みとなる発情期問題!

室内飼いだと他の猫と出会って交尾する可能性がないので、避妊・去勢手術はしなくてもいいのでは?と考える方も多いはず。

そこでこの記事では、猫の発情期は何歳まで続くのか、猫の発情期の特徴と避妊・去勢手術のメリット・デメリットをご紹介します!

猫の発情期は何歳まで?

結論から言うと、猫の発情期は一生続きます!

メス猫とオス猫の発情期についてそれぞれ解説します。

メス猫の発情期

個体差はありますが、メス猫の場合、生後6ヶ月頃から発情期が始まり、およそ12歳までが妊娠・出産可能な年齢と言われています。

早い子は生後4ヶ月頃に最初の発情期を迎えてしまい、避妊手術に間に合わない場合もあります。

また、猫は日が長くなると発情期を迎える季節発情動物です。

日本では日照時間の長い3〜9月が発情しやすい時期となり、年に2〜3回ほど発情期を迎えます。

しかし、日照時間が長いと発情するというメカニズムは、人工の光でも誘発されてしまいます。

室内飼いの猫で1日中日光と照明に照らされている環境にいる猫は、季節に関係なく発情期を迎えるため、発情回数も年に3〜4回ほどに増えてしまいます。

ちなみに、猫は交尾の刺激によって排卵する仕組みになっているため、人間や犬のような生理はありません。

もしもメス猫の隠部から出血がみられた場合は病気の可能性もあるので早めに獣医さんに相談しましょう!

オス猫の発情期

オス猫の場合は明確な発情期はなく、発情中のメス猫に近づくとそのフェロモンに釣られて発情します。

生後5〜6ヶ月頃には繁殖が可能な体に成長します。

猫の発情期の特徴は?

メス猫の発情期の特徴

メス猫は「発情前期」「発情期」「発情後期」「発情休止期」の4つの「発情周期」を繰り返します。

発情前期

発情前期には体の擦り付けなどの行動が始まり、約1〜5日間続きます。

  • いつもより少し活発になる
  • おしっこの回数が増える
  • 飼い主にしつこく甘える
  • まだ交尾は受け入れない

普段から元気で甘えん坊の猫の場合だとまだ飼い主さんは気づかないことが多いです。

発情期

発情期になると、オス猫を受け入れる時期となり、約4〜10日間続きます。

  • 普段聞いたことのないような大きな声で鳴く
  • 背中を床に擦り付けてくねくねする
  • お腹を床につけてお尻を高く持ち上げる姿勢をとる(ロードシス)
  • オス猫のようにスプレー状におしっこをする
  • トイレ以外の場所でおしっこをする

発情後期

発情後期は排卵をして卵胞が退化する時期で、交尾は受け入れません。

この期間は1日で終わります。

発情休止期

次の発情期までの休憩期間となり、妊娠した場合は次の繁殖期まで発情しません。

しかし、交尾をしなかった場合や、交尾をしても排卵しなかった場合は、5〜16日ほど経つとまた発情します。

オス猫の発情期の特徴

オス猫にはメス猫のような発情周期はなく、発情したメス猫に反応して発情期を迎えます。

  • 落ち着きがなくなる
  • 大きな声で鳴く
  • 発情したメス猫の気配がする方向へ向かおうとする(部屋を脱走しようとする)
  • 尿スプレーをする
  • 多頭飼いの場合は他の猫に攻撃的になる

猫の発情行動への対処方法

ついこの前まで幼かった猫の普段と違う行動や大きな鳴き声を聞くと、心配でどうにかしてあげたくなりますよね。

心配になるのと同時に、尿スプレーなど飼い主さんのストレスになる行動も多くなります。

  • スプレーしそうな場所に撥水シートを貼る、トイレシートを置く
  • 音やにおいが外に漏れないようにする
  • 過度に甘えてきても放っておく
  • たくさん遊んでストレスを発散させてあげる

猫の発情行動への対処方法としてはこれらが有効ですが、すべて一時的なものです。

大きな鳴き声や尿スプレーは飼い主さんにとってストレスとなりますが、繁殖本能によるものなので、叱ってもやめさせることはできません。

一時的な対処方法をとって見守りつつ、繁殖させる予定がないのであれば、避妊・去勢手術を行いましょう。

猫の避妊・去勢手術のメリットとデメリットは?

繁殖させる予定がない飼い猫の場合、避妊・去勢手術が推奨されています。

しかし避妊・去勢手術にはメリットだけではなくデメリットも存在するため、しっかり理解しておきましょう。

避妊・去勢手術のメリット

望まない妊娠を避ける

避妊・去勢手術をしていない猫が交尾をした場合、メス猫が妊娠する確率は100%と言われています。

多頭飼いができる環境で、産まれてきた子猫の一生に責任を持てる場合を除き、妊娠させるべきではありません。

産まれてきた子猫を捨てたり、多頭飼育崩壊したりしないためにも、避妊・去勢手術は行いましょう。

発情期の問題行動をなくす

避妊・去勢手術を行うことで発情期の問題行動をなくすことができます。

発情しているのに交尾ができないことは猫にとって大きなストレスとなるため、飼い主さんだけでなく猫のストレスも軽減されます。

性ホルモンに関連した病気の予防

メス猫の場合、乳腺腫瘍や卵巣・子宮の病気などの発生率を下げることができると言われています。

特に乳腺腫瘍は悪性の場合が多く、致死率も高い病気です。

乳腺腫瘍は1歳までの避妊手術で8割ほど予防できるため、1歳までに避妊手術を行いましょう。

オス猫の場合も精巣腫瘍などの病気を予防することができます。

避妊・去勢手術のデメリット

全身麻酔のリスク

全身麻酔により猫が二度と目覚めなくなってしまうのでは?と不安になる飼い主さんも多いはず。

手術前には必ず血液検査などの術前検査を実施して全身麻酔が可能かどうか確認します。

術前検査を実施したらリスクがゼロになるというわけではありませんが、そこまで心配する必要はありません。

また、術前検査により他の病気が見つかるということもあります。

太りやすくなる

避妊・去勢手術後は基礎代謝率が減少し、カロリー要求量も減るため、手術前と同じ食事だと太りやすくなってしまいます。

キャットフードには避妊・去勢手術後の猫用も多く販売されていますので、肥満にならないよう食事を調整してあげましょう。

まとめ

いかがでしたか?

猫の発情期は一生続きます!

発情期の猫は大声で鳴いたり尿スプレーをしてしまったりと問題行動が多くなります。

発情中の問題行動は飼い主さんにとってもストレスですが、本能である繁殖ができないことは猫にとってもストレスになります。

飼い主さんと可愛い猫がストレスなく幸せに暮らせるよう、避妊・去勢手術をご検討ください♪