・猫をケージに入れると鳴く理由は?
・対策はある?
ケージに入れた猫が鳴いてしまい困るというお悩みを持つ飼い主さんは多いのではないでしょうか?
危険やトラブルから猫を守るためのケージですので、安心して過ごしてほしいですよね?
そこで今回は、猫をケージに入れると鳴く理由についてお話しします!
目次
猫をケージに入れると鳴く理由は?
猫をケージに入れると鳴く理由として、
・ストレス
・習性
・要求
・怪我や病気
主に以上のような4つが挙げられます。
それぞれについて細かく解説していきます!
ストレス
猫の性格はそれぞれです。
ケージの中が落ち着くという猫もいれば、ケージに入っていることをストレスに感じてしまう猫もいます。
猫は基本的に繊細で、綺麗な環境を好む動物です。
ケージに入っている間は、餌や水、トイレなどが交換されません。
つまり猫は汚れたケージ内にストレスを感じてしまうのです!
その他にも、家の中を自分の縄張りだと認識している猫は、その縄張りをパトロールできないことにストレスを感じます。
夜や留守中にケージを使うという飼い主さんは、その他の時間、家の中で猫を自由に行動させてあげるようにしましょう!
習性
猫は本来、夜行性の動物です。
日中は昼寝などじっとしていて、夜になると活動を始めるのが猫の習性なのです。
飼い主さんが寝ている夜、猫をケージに入れると、外に出て動き回りたい猫は鳴いてしまうことがあります。
猫の習性とはいえ、飼い主さんとしては困りますよね?
対策として、普段から狩りに似た遊びをさせてあげたり、寝る前に相手をしてあげるようにしましょう!
しっかりと運動をさせることで、夜であろうと猫の寝つきはよくなりますよ♪
要求
猫は飼い主さんに、「かまってほしい」「遊んでほしい」という要求をするために鳴くことがあります。
少しかわいそうな気もしますが、これらの要求にはあえて応じないことがポイントです!
飼い主さんが要求に応じてしまうと、鳴けば応じてくれるというふうに覚えてしまいます。
猫は賢い動物ですので、要求で鳴いていても、しばらくすると諦めて鳴き止みます。
ただし、他の原因で鳴いている場合は対処してあげる必要がありますので、まずはなぜ鳴いているのかを確認するようにしましょう!
怪我や病気
猫は怪我や病気になってしまった際にも鳴くことがあります。
飼い主さんから見て体調が悪そうな場合は、動物病院に連れて行ってあげるようにしましょう!
ですが、見た目に症状がわからない場合も少なくありません。
猫の見た目だけでなく、鳴き声がいつもと違うと思った場合にも、1度動物病院に連れて行ってあげてはいかがでしょうか?
そもそも猫にケージは必要?
「猫にとってストレスとなる可能性があるケージは、本当に必要なの?」
ここまでのお話でそんな疑問を持った方もいるのではないでしょうか?
猫の安全を守るために、ケージは必要です!
ですが、常に入れておく必要はありません。
猫をケージに入れる必要があるのは、
・子猫の時
・お留守番をさせる時
といった、主に2つの場合です。
それぞれ解説していきます!
子猫の時
子猫はまだ周りの環境に慣れておらず、好奇心旺盛なことから、目を離したすきに危険な行動をとってしまうことがあります。
危険を回避するために、就寝時や留守中、家事中など、見ていられない時はケージに入れるようにしましょう。
子猫を何か月も家の中で放し飼いにして育てていると、初めてケージに入れた際、激しく抵抗する場合があります。
ですので、生まれてすぐの子猫の頃からケージに入れるようにし、慣れさせてあげましょう!
そうすることで、成猫になった際にも鳴くことが抑えられるそうですよ♪
お留守番をさせる時
子猫の場合と同じく、猫にお留守番をさせる時は、飼い主さんが見ていられないということになります。
猫が危険な行動をとってしまったり、落ちているものを誤飲してしまうなんてことも考えられます。
飼い主さんの心配を軽減させるためにも、猫にお留守番をさせる時はケージに入れてあげるようにしましょう!
ケージに慣れてもらう方法
猫にケージで過ごす時間をストレスだと感じさせないために、対策を取ることは大切です。
その方法としては、
・トイレを綺麗にする
・長時間使用しない
といったものが挙げられます。
トイレを綺麗にする
猫は綺麗好きな動物ですので、汚れたトイレがケージ内にあるという状況を嫌います。
猫をケージに慣れさせるには、ケージ内を落ち着ける場所というふうに認識させることが重要です!
飼い主さんはトイレの状況をこまめにチェックし、汚れていればすぐに取り換えてあげましょう。
とにかく清潔にしてあげることで、猫は徐々にケージ内で落ち着いてくれますよ♪
長時間使用しない
猫をケージに長時間入れ続けることは避けてください。
初めは5分、10分程度から慣れさせ、徐々に時間を延ばしていくようにしましょう!
慣れてきても使用するのは少しの外出時間や、お風呂に入っている時間などに限定してあげるのが理想的です。
あまりに長時間ケージ内に入れておくと、猫はケージに対してネガティブな感情を抱きます。
そうなってしまっては、ケージに入ってくれなくなったり、鳴いてしまうこともありますので注意しましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、猫をケージに入れると鳴く理由についてお話ししました!
猫をケージに入れると鳴く理由は、
・ストレス
・習性
・要求
・怪我や病気
といったことです。
しっかりと対策を取り、ケージを猫にとっても飼い主さんにとっても使い心地のいいものにしてくださいね♪