猫はケージに入れっぱなしでも飼える?ケージ飼いの注意点とメリットをご紹介!

  • 「猫ってケージに入れっぱなしでも飼えるの?」
  • 「猫を飼いたいけど部屋を荒らされたくない…」

猫といえば爪研ぎのイメージが強いですよね。

壁や家具に爪研ぎされるのが嫌で、ケージに入れっぱなしで飼えないかな?と考える方も多いはず。

そこでこの記事では猫はケージに入れっぱなしでも飼えるのかどうか、ケージ飼いの注意点とメリットについてご紹介します!

目次

猫はケージに入れっぱなしでも飼える?

結論から言うと、猫をケージに入れっぱなしで飼うのはやめましょう!

  • 赤ちゃんがいるので猫にちょっかいを出されるのが怖い
  • 仕事で留守にする時間が長くて不安
  • 家具に爪研ぎされたくない

など、さまざまな事情からケージ飼いを選ばないといけない飼い主さんも少なくないですよね。

そこで猫をケージ飼いする場合の注意点をご紹介します。

猫をケージ飼いするときの注意点

一日中ケージに入れっぱなしにはしない

猫は種類によってはおとなしい子もいますが、どんなにおとなしい子でも一日中ケージに入れっぱなしだと運動不足になりストレスが溜まってしまいます

やむを得ない事情でケージ飼いする場合でも、1日の中でケージから出して部屋を自由に動ける時間を確保してあげましょう。

上下運動ができるケージを選ぶ

猫は床を走り回る平面移動の運動よりも、上下運動の方が重要です。

そのためキャットタワーを設置する飼い主さんが多いですが、ケージで過ごす時間が長い猫の場合、キャットタワー代わりになる縦長のケージもあります。

ケージの中でも少しでも運動ができるようなケージを選んであげましょう。

ただし、子猫のうちはジャンプができないため、子猫でも移動ができるように段差をつけるなど工夫してあげましょう。

ケージの中だけで生活できる環境を整える

猫をケージ飼いする場合、ケージの中だけで猫がリラックスして生活できるような環境に整えてあげましょう。

  • トイレ
  • 飲み水
  • キャットフード
  • ベッドや毛布
  • 爪研ぎ
  • おもちゃ

これらは猫の生活の必需品です。

掃除のしやすさを考えてトイレは一番下、飲み水やキャットフードはなるべくトイレから離れた場所に設置してあげましょう。

猫は綺麗好きで神経質なため、定期的に抜け毛などの掃除をすることも大切です。

快適な室温に調整できる場所に置く

猫は自分で温度調整ができる動物です。

暑い時は涼しいところへ、寒い時は暖かいところへと移動しますが、ケージの中では身動きが取れません。

そのため夏場に直射日光が当たるような場所にケージを置いてしまうと、熱中症の可能性があります。

なるべく室温が管理しやすい場所にケージを置き、飼い主さんの不在時でもエアコンを使って室温を調整してあげましょう。

猫をケージ飼いするメリット

猫はケージに入れっぱなしでは飼えず、注意点がたくさんありますが、ケージ飼いすることのメリットもあります!

安心して落ち着ける場所を確保できる

猫は縄張り意識や警戒心の高い動物です。

特に家に来たばかりの時はすぐには慣れず、飼い主さんにも警戒心を剥き出しにすることが多いです。

そのためケージを用意してあげると、安心して落ち着ける自分だけの場所を確保できます。

安静が必要な時に安心して落ち着ける

避妊・去勢手術のあと、怪我、病気などの際は安静が必要になります。

体調が悪くても部屋に放していると動き回ってしまう猫もいるため、ケージの中で安静にしてもらいましょう。

猫の安全を確保できる

人間の生活する室内には猫にとって危険なものが溢れています。

好奇心旺盛な猫は人間にとって思わぬ行動をするものです。

  • 盗み食いや輪ゴムなどの誤飲、誤食
  • 電化製品のコードをかじって感電
  • 家具の隙間に入って出られなくなる
  • 玄関や窓からの脱走
  • 料理中やアイロンがけ中に近寄ってきて火傷
  • 高いところに登って落下

など、さまざまなトラブルの可能性があります。

こういったトラブルが起こらないための対策が完了するまでは、猫の安全のためにも、飼い主さんの不在時はケージ飼いを選ぶのもいいでしょう。

災害時でも猫がストレスなく過ごせる

地震などの災害時、避難所で生活しなくてはならない時が来るかもしれません。

避難所にはさまざまな地域の人たちがたくさん集まるため、猫が苦手な人やアレルギーのある方に配慮して、猫と飼い主さんが同じ空間で過ごせない場合もあります。

普段からケージ飼いに慣れていれば、避難所でのケージ生活でもストレスを軽減できます。

多頭飼いで初対面させるときのトラブルを防げる

自分の縄張りだと思っている家に突然新入り猫が現れると、先住猫はストレスが溜まり攻撃的になることがあります。

そのため、まずは新入り猫をケージに入れて生活させ、慣れてきたらケージ越しに対面させるようにしましょう。

ケージ越しの対面で問題なければ、ケージ外で直接対面させることができます。

まとめ

いかがでしたか?

飼い主さんによってさまざまな事情がありますが、猫をケージに入れっぱなしで飼うのはやめましょう。

ただし、猫をケージ飼いするときの注意点を守れば、ケージ飼いにはメリットもたくさんあります。

猫をケージ飼いするときの注意点

  • 一日中ケージに入れっぱなしにはしない
  • 上下運動ができるケージを選ぶ
  • ケージの中だけで生活できる環境を整える
  • 快適な室温に調整できる場所に置く

猫をケージ飼いするメリット

  • 安心して落ち着ける場所を確保できる
  • 安静が必要な時に安心して落ち着ける
  • 猫の安全を確保できる
  • 災害時でも猫がストレスなく過ごせる
  • 多頭飼いで初対面させるときのトラブルを防げる

ちなみに爪研ぎ問題ですが、家に来てすぐにまたたびなどで爪研ぎの場所を覚えてもらったり、家具に貼る用の爪研ぎ防止シートもあるのでご検討ください!

飼い主さんと猫がストレスなく幸せに過ごせますように♪

 

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