メダカの空腹サインってどんなもの?
餌やりのタイミングは?
淡水魚ペットとして人気のメダカですが、餌をやるタイミングに迷っている人も多いはず。
なんと、メダカは空腹になると自分からサインを出してくれるんです!
ということで今回は、メダカの空腹サインと餌やりのタイミングについて調べてみました!
後半でおすすめの餌もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
メダカの空腹サインとは?
一般的にメダカの空腹サインとして、
・水槽や水草をついばむ
・水面に浮いているものに興味を持つ
・人が近づくと集まってきて口をパクパクする
などの行動があげられます。
水槽や水草をついばむ
空腹になったメダカは、水槽や水草をついばむようになります。
この行動を頻繁に行うようメダカは、水槽や水草に付着したコケや微生物を食べているんです!
「ここに餌がある」と自分でわかっての行動なんですね。
水面に浮いているものに興味を持つ
メダカは元々、水の底よりも水面を意識して生活をする生き物です。
ですので、空腹になったメダカは餌を探そうと水面に近づく頻度が増え、浮いているものに興味を持つようになります!
人が近づくと集まってきて口をパクパクする
人から餌を貰い慣れているメダカは、水槽に人が近づくとそこに集まってきて口をパクパクするようになります。
この行動は、「この人は餌をくれる」と覚えてくれている証拠です!
なついてくれているようで可愛いですよね♪
以上のような3種類の行動が、一般的に言われているメダカの空腹サインです。
このような行動をしているメダカは、確かに餌への反応がとてもいいようです!
メダカの空腹サインと餌やりのタイミング
ここまでメダカの空腹サインをご紹介してきました。
ですが、空腹サインを出しているから餌をやろうという考えは、正解のようで半分不正解のようです!
ここからは空腹サインと餌やりのタイミングについてご紹介していきます!
・メダカの空腹サインという習性
・メダカの身体について
・最適な餌やりのタイミング
メダカの空腹サインという習性
先にご紹介したメダカの空腹サインは、お腹が空いたから餌が食べたい!
という行動であるとともに、生存本能によるもののようです。
本来自然界で生活をするメダカ。
いつ餌にありつけるかわからないという状況から、食べられるときに食べておくという習性が身についているんです!
そんな習性をもつメダカに対して空腹サインが出るたびに餌をやっていると、そのメダカは栄養過多で肥満気味になってしまいます。
メダカの身体について
メダカの内臓は大まかに、食道から腸へと続き排泄されるという作りになっています。
餌の消化、吸収は腸で行われるので、人間のように胃に食べ物をため込むということができません。
そのような身体の作りなので、餌の消化、吸収が早く、すぐに餌をほしがるようになります!
このような身体の構造を知らずに、どんどん餌をやっていると、そのメダカは栄養過多で肥満気味にになってしまいます。
また、内臓への負担も大きくなり、メダカの寿命を縮めてしまう要因にもなるので注意が必要です!
最適な餌やりのタイミング
では、最適な餌やりのタイミングはいつなのでしょうか?
タイミングとしては空腹サインが出た時で正解ですが、1日の回数と量を決めて餌やりをするのが最適です!
気温が20℃を超える季節であれば1日2回
気温が20℃を下回る季節は1日1回
そして、冬場は餌をやらない
これを基準に餌やりをするのが最適なようですよ♪
メダカにおすすめの餌
最後に、メダカにおすすめの餌をご紹介します♪
メダカの餌は用途によって…
・稚魚メダカ用
・一般的なメダカ用
・色揚したいメダカ用
の3種類に分けるのがおすすめです!
稚魚メダカ用
稚魚のメダカは身体も口も小さいので、粒の細かい餌をやることが大切です!
粒の細かい餌なら、稚魚でもパクパクと食べてくれますよ♪
一般的なメダカ用
先にご紹介したように、メダカは水面を意識して生活をしています。
ですので、軽くて長時間水面に浮きやすい餌がおすすめです!
もし遊泳能力の低いメダカがいても、いずれ時間をかけてゆっくりと沈むので問題はありませんよ♪
色揚したいメダカ用
メダカ愛好家の方には、メダカが種類ごとに持ち合わせている身体の色合いを、最大限に引き立たせるという飼育法を楽しむ方も多くいます!
これが色揚という飼育法です。
そのメダカの色合いによって様々な餌が販売されているので、皆さんも試してみてはいかがでしょうか!
まとめ
いかがでしたか?
この記事ではメダカの空腹サインと餌やりのタイミング、そしておすすめの餌をご紹介しました!
人に慣れると近づいてくれるようになり、なついた様子を見せてくれる可愛いメダカ。
正しい知識を身に着け、なついてもらうことがメダカ愛好家への第一歩ですね♪
皆さんもこの記事を参考に、メダカとの楽しい生活を送ってみてはいかがでしょうか!