妊娠中にイメージしていた、穏やかで笑顔あふれる子どもとの生活。
でも実際に子どもが産まれると時間に追われ、家事に育児に仕事にとなかなかイメージ通りとはいかないものです。
子どもにイライラしたくない。
そう思っていても言うことを聞かない子どもを前に穏やかではいられません。
しかし、世の中には自分の考え方を上手にコントロールすることで、子どもにイライラせずにすんでいる人もいます。
この記事ではそんな「イライラしないひと」の仲間入りをするコツをご紹介します!
Contents
子育てにイライラしたくないなら知るべきこと
子育て中のイライラには
- 子どもが言うことを聞かない(イヤイヤ期や反抗期)
- 夜泣きや子どもの体調不良による肉体的・精神的負担
- 自分の時間がない
- 夫が育児に消極的
などの原因があります。
これらが積み重なって心の余裕が無くなり、イライラがコントロールできなくなることが多いです。
こうしてみてみると、子育ての悩みと言っても子どもに原因がないものも多いですね。
イライラしてしまう原因は、あなた自身が良き母・良き妻であるべき条件に縛られていることなのです。
子育て中の上手なイライラ対処法
イライラしないひとは自分の感情をコントロールする方法や、適切なイライラ発散法を知っています。
あなたもその方法を知ることで、今からイライラしないひとの仲間入りをしましょう!
1.考え方を変える
先程、イライラの原因はあなた自身にあるとお話しました。
どういうことかというと、
- 子どもはよく遊び、よく食べ、よく寝るべき
- 子どもが病気にかかるのは母親の責任
- 子どもが言うことを聞かないのは母親のしつけが足りないから
- 自分が子どもの時はこうだった
などの、こうでなければならないという考えに子どもが当てはまらないことに不安を抱いてしまっています。
その原因が自分の力不足=母親失格なのではと自分自身を追い詰めてしまっているというところにあります。
しかし、子どもの成長は千差万別なので、今はできなくても1年後には勝手にできるようになることがほとんどです。
誰しもが通る道なので、決してあなたのせいではありません。
「今、わたしの抱えている不安は今から1年先には大したことではなくなっている」と、思うことで心にゆとりが生まれ、些細なことでイライラしなくて済むようになります。
2.自分を大切にする
心にゆとりを持つためにはまずは自分をしっかり見つめ、必要な時は休息を与えることが大切です。
自分の時間を確保し、たまには子どもを預けてリラックスしましょう。
ゆっくりランチを楽しんだり、好きなスイーツを楽しんだりと頑張っている自分を甘やかす時間を持つことで、スッキリとした気持ちで子どもと向き合えます。
他にも気の許せるママ友がいるといいですね。
互いに悩みを打ち明け合って共感することで「ひとりじゃない」と思うことができるうえ、相手の子どもが年上なら解決方法を知ることもできるかもしれません。
上手にイライラを発散することで、子どものイタズラや失敗を笑って受け入れることができるようになります。
そうすると次は、子どもに悪いことをした後はどうすべきかというところまで落ち着いてお話ができるようになります。
そうなると、子ども自身がうっかり失敗してしまった後片付けを自分でできるようになり、結果あなたの負担が減ることとなります。
子育てと仕事の両立への選択肢〜在宅ワーク〜
今までは家庭内でのストレス・イライラについてお話してきましたが、共働きの母親にとって仕事と子育ての両立も大きな課題です。
「本当はもっと子どもと寄り添って暮らしたいのに金銭的にそうもいかない。」と悩む人も多くいるのではないでしょうか?
わたしはそうでした。
子どもが一人であればまだなんとかなりますが、二人目を授かった時に「二人目をお世話しながら上の子どものケアをすることができるのか」と不安に感じたのです。
夫婦共働き時代の今、子どものそばにいる時間を増やしつつ産前産後も収入を得ることができる、在宅ワークに注目する人も増えています。
在宅ワークのメリット・デメリット
そんな在宅ワークのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
- 自分や子どものペースで仕事ができる
- 通勤の時間を家事に当てることができる
- 子どもの体調不良にスムーズに対応でき、周りに迷惑をかける心配がない
- 仕事の休憩に家事ができるので効率的
デメリット
- 仕事モードへの切り替えが難しい
- 仕事量の管理・時間配分が難しい
- 子どもに理解してもらうのが難しい
- 最初から高収入は見込めない
このようにメリット・デメリット両方ありますが、子どもを中心に生活するにはかなり向いていると思います。
また、事務の経験があったりPCスキルの高い人は、かなり有利なのでオススメです。
在宅ワークという選択肢を持つことで社会的ストレスを軽減し、子どもと向き合う時間を確保するというのも一つの手だと思います。
まとめ
「イライラしないひとは特別な人」というわけではなく、冷静に今を見つめられるこころのゆとりを持っている人のことだったのです。
誰だってなることができるので、子育てのイライラに悩んでいる人は是非試してみて下さい。
昔に比べて今は共働き夫婦も増え、ひとりひとりにかかる負担も増えています。
辛い時には働き方の見直しや家事・育児の分担などひとりで抱え込まずパパにも相談し、自分たちにあったライフスタイルを見つけていってくださいね。