子育ての辛い時期が教えてくれること【小学3年生の娘がいじめられた時】

子育て真っ最中のみなさん、ご苦労さまです。

子育てって、大変とか苦労って言葉が本当に軽く感じられるくらい、辛い時期がありますよね。

  • 「なんでわがままばかり言うの?」
  • 「なんで泣き止まないの?」
  • 「なんで寝てくれないの?」

わたしは、「なぜうちの子は、他の子と同じように元気に学校に行けないの?」という悩みを抱えた時期がありました。

とても辛くて苦しい時間でしたが、今は、大切な子どもの成長にとってかかせない時間だったなと振り返ることができます。

あなたが辛いと感じているこの時は、必ず終わりを迎えます!

そして、悩んで苦しくて辛い時期の中で、子どももそしてあなたも成長しています。

この記事では、「子育ての辛い時期が教えてくれること」について、わたし自身の経験からお話してみようと思います。

子育ての辛い時期は一緒に成長できる時

子育ての辛い時期【娘のいじめ】

子どもが自立するまでに何も悩まない、そんなご家庭はあるのでしょうか。

もしも、本当に何1つ悩みのない親子がいたら、それは理想で夢のような親子なのかもしれません。

突然始まった娘の不登校

ある日2人でお風呂に入っていると、「ママ、明日も学校行かなきゃダメよね。」と娘が急に言いました。

シャワーに濡れたその顔は、泣いているかのようにとても悲しげで、苦しい目をしていました。

さっき元気に「ただいまっ!」と帰ってきた娘が、突然そんな苦しい顔になるとは思ってもいなかったわたしは、その場では答えられず戸惑ってしまいました。

「お風呂を出て、冷たいものでも飲んでゆっくり聞かせて」とざわつく気持ちを抑えながら 話し出すのを待つことにしました。

娘は当時小学3年生。

もともと運動は苦手で、他の子ども達が休み時間に喜んでグランドに走って行く中で、教室に残って絵を描いて過ごすのを好むような子どもです。

娘は、わたしを不安にさせないよう言葉少なめに、「今日ね、横と後ろの席の子に『キモイ』、『うざい』と1日中言われたの。わたしってキモイ?」と言いました。

大粒の涙をこぼしながら小さな体をぎゅっと固くして震えています。

わたしは、自分への攻撃なら、ある程度何をされてもやっていけると思っていました。

でもまだ8歳の娘への言葉の暴力に対しては、それをかわす手段も、かけてあげられる言葉も持ち合わせていませんでした。

悲しさと怒りを抑えるだけで必死でした。

その晩 布団に入っても涙でぐっしょりの娘に、明日学校へ行くべきだとは言えず、翌日から不登校となる娘との心の格闘が始まりました。

毎日1対1で向き合い、時には「自分のほうが逃げたい、ここから消え去りたい」と自分主体の考えに押し潰されそうになりました。

娘からの言葉で考え方に変化が

初めは、わたし自身が辛すぎて、ときどき娘の見えないところに行っては泣いて、気づかれないように戻っていました。

でも娘には全てお見通しでした。

「ママごめんなさい、わたしのせいで辛いんでしょ、本当にごめんなさい。」と、ただでさえ自分の心がボロボロなのに、わたしを思いやる言葉をかけてくれたのです。

学校へ行けない今、朝起きて夜眠るまでずっと悩み、辛い思いをしている娘。

それを自分への焦りから、「なぜまだ行けないの?」、「そろそろ行くべきなんじゃないの?」と毎日言い続けていたわたし。

ああ、1番辛いのは学校に行かせることのできない自分ではなくて、行かなきゃいけないとわかっているのに勇気がもてない彼女自身なんだ。

そんな当たり前のことに今さらながら気づき、自分本位の考えを改めようと思いました。

自分を変えると娘も変わった!

朝になると、その日学校に行けるかどうかはとても気になるところでしたが、それを口にすると娘の本当の心を壊してしまいそうに思えました。

そこで、まず先に母親であるわたしのメンタルを変えていくために、いろんな本を読んだり話を聞いたりするようにしました。

すると意外なことに、娘の方から本音をどんどん話してくれるようになったり、「明日は学校へ行ってみようかな」などと前向きな姿勢が見られるようになりました。

もちろん、言えたから登校できるなんて期待もせず、ただ彼女の成長を待つというスタンスを変えずに過ごしました。

すると、丸1か月行けなくても急に1日登校できてみたり、良い時だと週に3日も行けたりと、すごくゆっくりですが変化が見られるようになりました。

子どもは日々確実に成長し続けています。

子育てが辛い時期こそ相談

子育ての辛い時期【相談】

焦らないで!

今、あなたのこの辛い時期こそ、かけがえのない子どもの成長の過程です。

それを邪魔しないためにはまず、あなた自身が焦らないこと。

焦ると余計に子どもは、親の期待に答えなきゃいけないとプレッシャーに苦しみます。

わたしには、健康に学校へ通わせるのが親としての使命だと、娘が学校に通えない事を恥のように錯覚していた時期がありました。

今思えば、その頃の娘には笑顔が全く見られなかったように思います。

だからこそ、明日、明後日なんて結果を焦らないで、10日後1か月後1年後の子どもの成長を目標にしてほしいのです。

子どもが楽に自分を出せる毎日の中で、ゆっくりと改善の方向に進んでいくことが望ましいと思います。

相談はできるだけ多くの人に!

改善策を考えるのにも、いろんな方法があります。

もちろんネットで調べたりするのもよいのですが、まずはやはり子どもを知っている人、子どもを取り巻く環境に関わりのある人に相談にのってもらうのが1番よいと考えます。

学校だけでも、

  • 担任の先生
  • スクールカウンセラー
  • 保健の先生

などそれぞれの立場から相談にのってくれますし、他にも、

  • 近所の先輩ママさん
  • 地域の子育て支援センター

など、自分の中でのわだかまりさえ捨てれば、相談する場所はいくつも、いつでもあなたの前に開かれています。

多くの人に相談にのってもらえば、いろんな角度からのアドバイスや、手掛かりになりそうな話が聞けますし、新たな発想が見つかるきっかけにもなります。

子どもに、多くの選択肢があることを教えてあげよう!

生きるルートは1つじゃないし、自分次第でどんどん変われる。

悩んでいる子どもに、ぜひかけてあげたい言葉です。

そして、誰より自分たち親が、胸に刻みたい言葉でもあります。

世間体にこだわり、「うちの子どもには学校以外はない!」と思っている間は、なかなか道が見出せません。

「あなたは今、成長の真っ最中で、それは人によって様々で、みんなと同じじゃなくていいんだよ。」

ということを、親自身がアンテナを広げて、いろんな人と関わっていくことで教えてあげてほしいと思います。

そうすれば、子どもも希望が持てますし、あなたの心にも余裕が生まれるかもしれません。

子育てを頑張りすぎてストレスをためると体調不良になることも

子育ての辛い時期【ストレスに注意】

子育て中は自分の体調管理がおろそかになりがち

ところで、子育てに夢中になり過ぎて、あなた自身の身体のケアを忘れていませんか?

ほどよく頑張り、ほどよく手を抜くとよいといいますが、子育てはどこも手を抜く隙が見つからないものです。

だからまじめなお母さんほど実はストレスでパンパン!
 
そして、そんないっぱいいっぱいの時期には自分を振り返る余裕もないんですよね。

ちょっとでも身体に変調があったら病院へ!

  • 頭痛が続いている
  • なんだか食欲がない
  • 睡眠がうまくとれず悩んでいる

など、身体に気になるところはありませんか?

もしも、あなたの身体で気づくことがあれば思い切って1度病院で診もらうことをお勧めします。

わたしも、子育てと実母の癌の闘病生活とが重なり、必死に過ごしていた中で、体調不良に悩みました。

気づくと手が震えて、嘔吐が増え、微熱が続くなどし、1日だけ時間をもらって婦人科や胃腸科内科など受診してみましたが、異常なしとのこと。

結果、行き着いたのは心療内科でした。

子育ての辛さから鬱に

わたしの場合は、ひどいときは、

  • 外に出ないといけないのに嘔吐で外出できない
  • 眠りたいのに眠れない
  • 子どもの相手をしていても感情が不安定になる
  • 家事すら気が重くて手がつかない

という状況でした。

先生に言われて気づかされたのは、いつの間にか鬱になっていた、ということでした。

わたしは、体調不良が続いても自分が我慢していればいつか治ると安易に考えていました。

まさか、鬱とは思ってもみませんでした。

ただ幸い、早目に病気を自覚し、治療に取り組むことができたので、早く回復に向かいました。

子どもにとって、あなたの代役はいない!

子どもにとってあなたは1人しかいません。

他の誰もあなたの代役はできません。

だから、「ストレスかな?病気かな?」と気になることがあれば、まずは病院に行ってください!

大切な子どものために、頑張って1度診てもらう時間を作ってみてください。

わたしの経験からの、切なる願いです。

まとめ

子育ての辛い時期は相談が大切

いかがでしたか?

子育て真っ最中のあなた、1人で悩まないでくださいね。

辛い時こそ、会社や学校、地域との交流のために、あえて外に出かけてみてください。

そこで、子育てが辛いあなたの心境を理解してくれる人と1人でも多く出会えたら、大変な時期を乗り越えていけると思います。

子どもの成長は嬉しいし、わが子は誰よりも愛おしいものです。

そんなことを改めて実感しながら、子育てを楽しんでいけるとよいですね。