子供がひっかく・噛みつくのをやめさせたい。問題行動の原因や対応【大切な考え方】

子供がひっかく・噛みつくのをやめさせたい。問題行動の原因や対応

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子育て真っ最中の保護者様からのご相談で多いのが

「うちの子が友達に噛みついたんです(泣)。注意してもやめないし、うちの子大丈夫なんでしょうか?どうしたらいいんですか?もう公園行けないです」

こんなお悩み。

わたしもうちの子たちの噛みつきやひっかきなどに悩んだ1人です。

そこで今回は、幼児教育講師歴15年と2児の母としての経験を踏まえて、子どもの問題行動(噛みつき、ひっかき等)についての体験や対応方法、こうした行動を起こす理由や大切な考え方についてお話します。

子どもたちが集まると、大なり小なりトラブルが起きるものです。

お母さんたち、こういう悩み、一生続くって思うでしょ。

安心してくださいね、すぐに終わりますから^^

子どものひっかく・噛みつくのをやめさせたい…【体験談と対応方法】

わたしの体験談

実はうちの子たち、上の子も下の子も噛みつく、ひっかく、叩くの常習犯。

始まったのは1歳超えたあたりからだったなと思います。

お砂場で、おもちゃの取り合いで急に「パクっ!!」噛みつき。

児童センターで、積み木の取り合いで急に積み木で「ゴンっ!!」たたき。

お家で遊んでいるときに、急に友達のほっぺたを「きーっ!!」ひっかき。

1番最初はひっかきだったかなぁ。

もうびっくりして、ひっかいた手を取って
「何てことしたの!!ごめんなさいは?もうお友達と遊べなくなるよ!」
とキョトンとしている娘にものすごく怒りました。

その後はひっかいてしまったお友達に謝り、そのママにも謝りました。

本当にびっくりな出来事でした。

まさかこの悪夢が繰り返されるなんて思ってもおらず・・・

数日後、そのことすっかり忘れ←ポジティブ(笑)

あまり気にせず公園に遊びに行きました。

が、ここでまたやったんですよね~。

今度は「パクっ」かみつきです。

1回ならまだしも、2回は許されません。

そして2回やるってことは偶然ではありません。

何かあるんです。

本当に悩みました。

どうしてなんだろう。

どこで噛みつきとか、ひっかきとか覚えたんだろう。

わたしももちろん主人も娘に対してひっかいたり、噛みついたりなんてしたことないのに・・・

落ち着くまでは距離を置こう

それ以降もお友達と遊ぶと必ずトラブルが起きるので、落ち着くまで人がたくさん集まる公園や児童館などに行くことを避けました。

わたしも謝ること、やってしまった手前、ものすごく娘を叱らなくてはならないことにつかれてしまったので、いろいろな人やことから距離を置くようにしていました。

その後娘と2人でよく行ったのは「河原」です。

主人には「思い悩んで飛び込んだりしないでよ~。」とか心配されました(笑)

結局娘は2歳になる頃には噛みついたり、ひっかいたりすることもしなくなり落ち着きました。

ここまではわたしの経験談。

こんな経験をしましたが、ちゃんと楽しい子育てができていますので安心してくださいね。

子どものやることには必ず意味がある【問題行動への対応方法】

これって結構当たっています。

だからやってることを止めたり、邪魔したりすると泣いて抗議してくることないですか?

叩くこと・噛みつくこと・ひっかくこと。

もちろんやってはいけないことですが、ちゃんと子どもなりの理由がありますので、感情的に頭ごなしに怒ったりしないであげてくださいね。

どうしてお友達をひっかくの?噛みつくの?【問題行動の原因】

ネットや育児書を見るとお友達と遊ぶことを推奨しています。

じゃあなんで1歳児に噛みつきなどのトラブルが多いと思いますか?

それは言葉が達者ではないからです。

自分が伝えたいこと、自分がしたいことをうまく言葉で表現できない、相手も子どもなので自分の気持ちを理解してくれない。

自分の思いが通じないから、「なんでわかんないの!」って手が出てしまうんです。

相手が大人だったら察してくれるし、こんなトラブル起きないですよね。

思いが届かないことがもどかしく怒ってしまうんです。

まだ言葉も未熟で社会性の身についていない子どもですから、お友達を作るということはそんなに急ぐことではありません。

そもそも幼児期の1歳児にお友達って必要なの?

さて問題です!

幼稚園って何歳からの入園でしょ~うか?

こんなの問題にしたら子育て中のお母さんたちに怒られちゃいますね。

答えは3、4歳過ぎてからですね。

ではもう1問。

なんで幼稚園に行くのは3、4歳からなんでしょうか?

これはちょっと難しいかな?

理由は1つではないと思いますが、答えの1つ、この年齢が社会性を身につけさせるためにちょうどいい年齢だからです。

もし、もっと早くその訓練が必要だったり、もっと早く身につくのであれば、もっと早く入園させるはずですよね。

そうじゃないということは集団生活を学ばせるのはまだ早いということだとわたしは思います。

社会性の身についていない子どもたちが集まれば、トラブルが起きるのは無理もないですよね。

お友達と遊ぶより大切な「お母さんと過ごす時間」

自分のことを振り返ってみても、「お友達を必要としているのって、子どもたちではなく、お母さんの方なんじゃないかな?」とも思います。

やっぱりママ友達がいることで同じ悩みを共有できたりしますし、だれかとつながっているだけで安心することはありますよね。

ですから、決して公園で遊ぶな!とかお友達を作るな!と言ってるわけではないですよ。

ただ、

この時期の子どもにとってお友達と遊ぶより必要なことがありますよ(^^♪

と、言うことです。

それは、お母さんと一緒に過ごす時間です。

お母さんと一緒にお散歩しながら、

「今日はお天気がよくてポカポカだね~」
「お花が咲いててきれいだね」

とか・・・

子どもがお母さんからたくさんの言葉を吸収するのもこの時期です。

お母さんときちんと決まった生活リズムで過ごすこともとても大切。

無理にお友達と遊んでトラブルになるなら、思い切ってお母さんと2人で過ごす時間に変えてみましょう。

子どもは小さな頭でいろんなことを一生懸命考えています。

そこからわが子の成長を感じることもありますし、この時期以降、子どもはどんどん親から自立していくので、実はとても貴重な子どもとの時間です。

幼児期の問題行動に悩んでいるママさんは、ぜひお母さんと過ごす時間を増やしてみてくださいね。