icloud利用規約同意しないとどうなる?なぜ表示?icloud+の注意点!

  • 「icloud利用規約同意しないとどうなるの?」
  • 「icloud利用規約に同意したらお金がかかるの?」
iPhoneを使用している方は、突然icloud利用規約に同意を求めるメッセージが出て驚いた方も多いのではないでしょうか? いきなり出てきたメッセージによく分からずに同意するのは怖いですよね。 そこでこの記事では、icloud利用規約同意しないとどうなるのか、なぜ表示されるのかをまとめました! また、icloud+の注意点についてもご紹介します!
目次

icloud利用規約同意しないとどうなるの?

icloud利用規約に同意しない場合、icloudが利用できなくなります。

icloudって?

icloudでは、デバイス内にある以下の情報をクラウド上にバックアップし、安全に最新の情報を保っています。
  • 写真
  • ファイル
  • ミュージック
  • メール
  • Safari(ブックマーク、タブ、リーディングリスト)
  • キーチェーン(パスワードやクレジットカード情報) など
Appleのデバイス(iPhone,iPad,Macなど)を利用している方は、全員5GBのicloudストレージが無料で使えるようになっています。 (※無料のicloudストレージ5GBはひとつのApple IDに付与されるため、デバイスごとに5GB無料ではありません) 同じApple IDで使用しているデバイスでは、icloud内のデータを共有して利用することができます。

icloudが利用できなくなるとどうなる?

icloudが利用できなくなると、以下のデメリットがあります。
  • 写真データのicloud自動アップロードができなくなり、デバイスのストレージが圧迫される
  • Safariのブックマーク、タブ、リーディングリストが他のデバイスと共有できない
  • パスワードやクレジットカード情報が記憶されなくなり、毎回入力が必要になる  など
今まで特に意識せずに使っていた便利な機能が利用できなくなるのは不便ですよね。

「同意しない」「今はしない」を押してしまったら?

突然出たメッセージに驚いて、一旦「同意しない」「今はしない」を押してしまった!という方も多いのではないでしょうか。 「同意しない」「今はしない」を押すと、icloud利用規約に同意を求めるメッセージは消えてしまいます。 その場合はデバイスの設定画面から改めて同意することができます。 設定画面を開くと、「新しいicloud利用規約」というメニューが追加されています。 そのメニューをタップすると利用規約の確認と同意ができるようになっているので、ご安心ください。

icloud利用規約に同意するとお金がかかるの?

icloud利用規約に同意してもお金はかかりません。 今まで使用していたicloudの料金プランから変更されることはないので、無料プランで5GB利用していた方はそのまま無料となります。 また、icloudストレージを増量して有料プランを利用していた方も、そのままの料金で継続されます。

「新しいicloud利用規約」はなぜ表示されるの?

「新しいicloud利用規約」は、iOS15の発表に伴ってicloudに新たな機能が追加されたことにより表示されています。 従来のicloud有料ストレージプランがicloud+という名称に変更され、3つの機能が追加されました。 新たな機能が追加されたのは有料プランのみなので、無料プランを利用している方にはあまり関係ない変更となっています。 icloud利用規約は、Appleが提供するicloudを利用するためのルールのようなものです。 今回、新たな機能が追加されたことにより、icloudを利用するためのルールも変更・追加されました。 Appleとしては、このルールに同意できない人にicloudを利用してほしくないため、同意を求めるメッセージが表示されます。

icloud+ってなに?注意点は?

icloud+は、従来のicloud有料ストレージプランの新しい名称です。 今までは50GB/月額200円、200GB/月額400円、2TB/月額1300円とストレージのみ増量されるプランでした。 今回、iOS15から始まったicloud+では、ストレージごとの料金はそのままに3つの機能が追加されています。
  • icloudプライベートリレー
  • メールを非公開
  • HomeKitセキュアビデオ
今回は注意点のあるicloudプライベートリレーについてご紹介します。

icloudプライベートリレー

icloudプライベートリレーをオンにすると、自分のIPアドレスやSafariの閲覧履歴が非公開になります。 Webサイトには閲覧者のIPアドレスを取得したり、閲覧の傾向をチェックしている場合があります。 そういった情報を一切漏らさずにWebサイトの閲覧ができるため、プライバシー性の向上につながります。

注意点

携帯キャリアの一部サービスでは、icloudプライベートリレーをオンにすることで利用できなくなるサービスがあります。 例えば、楽天モバイルの無料通話・メッセージアプリRakuten Linkでは、本来無料である利用料が有料にカウントされてしまう事例があるようです。 以下の手順でオフにすることもできるので、ご利用のサービスによってオン・オフを選択してください。
  • デバイスの設定画面→一番上の「Apple ID」→「iCloud」→「プライベートリレー(ベータ版)」

まとめ

いかがでしたか? icloud利用規約に同意しないと、icloudの利用ができなくなってしまいます。 同意したことでお金がかかることはありませんので、利用規約を確認した後に同意しましょう。 icloudの有料ストレージプランであるicloud+に追加された新しい機能のうち、プライベートリレーには注意点があります。
  • 携帯キャリアの一部サービスで利用できなくなるサービスがある
現在利用しているサービスによって、プライベートリレーをオンにするかどうか確認してくださいね。
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