布団は定期的にメンテナンスをしないと湿気が溜まったり、カビが生えたり、ダニがわいたりと健康面にも影響がでます。
しかし、干しすぎると布団にとってダメージになってしまうことも。
ふかふかの布団で気持ちよく疲れを取るために最適な布団の干し方を紹介します!
Contents
布団干しの頻度、理想は?
布団を干す頻度はどのくらいが理想なのでしょうか?
掛け布団の場合
掛け布団は1〜2周間に1回、2時間くらいを目安に日陰干しします。
また素材によっても違いがあります。
- シルクやレーヨンなどは日光に長時間当てると変色することがあり注意が必要
- 木綿は湿気が溜まりやすいので他のものよりも頻繁に、1週間に1回くらい
- 羽毛布団は頻繁に干すと傷みやすいので2〜3週間に1回くらい
これを目安に干すようにするといいですよ!
敷布団の場合
敷布団は掛け布団よりも寝汗を吸うため、多めに干しましょう。
1周間に1〜2回くらい2時間くらいを目安にカバーを付けたまま天日干しします。
こちらも素材によって違いがあり、
- 木綿は湿気をたくさん吸うため2時間以上・週に2〜3回くらい
- ポリエステルや羊毛は乾きやすいので風通しが良いところで週1〜2回くらい
以上のことを目安にしましょう!
布団を干す頻度を季節によって調節する方もいるかと思いますが、夏も冬も寝汗はかくので同じ頻度で干しましょう。
また、一度は見かけたことがあるのではないかと思いますが干した時に布団を叩くのは傷みの原因になったり、ダニなどのアレルゲン物質を吸引してしまう可能性があるので止めましょう。
布団たたきは、表面の汚れを払い落とすイメージで使用します。
布団干し袋を使いましょう!
日光を直接当ててしまうと布団の傷みの原因になりますが、やっぱりダニを退治するためには日光に当てたい!
そんな時のお役立ちグッズが布団干し袋です!
布団干し袋に入れることで、
- 日光に当てて干した時の傷み防止
- 花粉やホコリをブロックしてくれる
というメリットがあります。
また、黒い布団干し袋に入れることによって、普通に干したときよりも布団を高温にすることができるのでダニ退治に効果的です。
通気性も良いので袋に入れてもふっくら仕上げることができます。
布団干しをするのに適した湿度
布団を干すのに最適な湿度は40%以下になります。
時間帯は10〜15時の間がオススメです。
また洗濯指数がネットやアプリなどで簡単に確認できるのでそれを目安にするのもいいですよ!
曇りの日に干しても意味がない?
季節によってはどうしてもタイミングが合わずに、曇りの日に干すしかない時もあると思います。
曇りの日でも匂いを飛ばしたり乾燥させることはできます。
ただ注意点として、雨の翌日はまだ湿気が地面に残っていることがあるのでお昼ぐらいまで待って干すのがオススメです。
お昼まで待っても湿気が強くて体感でも分かるほどであれば、室内で除湿機やエアコンのドライを使って湿気だけ取るのが得策です。
また、日頃から布団の下に除湿シートを敷き、朝起きたら部屋の中で敷布団やマットを立てておくのも効果的ですよ。
布団の衣替え〜クリーニング&保管サービスが便利〜
布団の悩みとして、
- 布団を衣替えしても収納スペースがない
- 圧縮して保管すると半年後にはぺちゃんこに
- しまっている間に湿気がたまりカビが発生してしまった
ということがありませんか?
そんなときに便利なサービスとしてクリーニング後、次に使うときまで布団を保管してくれるサービスがあります!
webや電話で申し込みをすると、自宅に宅配キットが送られてくるので梱包して送るだけで済みます。
重たい布団を自分で運ばなくていいのもありがたいですよね!
プロにお任せすることで次に使う時も安心して使えて、場所によっては無料でシミ抜きや補修をしてくれるところもあります。
クリーニング&保管業者の選び方
実際に頼もうと思った時に「どこに頼めばいいか分からない」と思った方の為に選び方のヒントを紹介します。
大事なのはあなたがどこを重視してお願いしたいかです。
業者によって得意なところや力を入れているところが違うのでまずはそこを確認しましょう。
- シミ抜きやダニ除去が得意
- パック料金になっていて金額が分かりやすい
- 布団の管理方法に力を入れている
- 素材や繊維に詳しい
- 肌に優しい洗剤にこだわっている
など様々な特徴があります。
アレルギー持ちであれば、優しい洗剤をつかっている業者、高級布団を預ける時は素材や繊維に詳しい業者など、希望に沿った業者を見つけましょう。
また、預り期間も業者によって違うのでしっかり確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
布団を干すポイントは、以下の通りです。
- 素材に合わせて適切なペースで干す
- 直接日光に当てない
- 干した時に叩かない
- 湿度を確認してから干す
また、布団干し袋や除湿シートなどを使うこともオススメです。
布団のお手入れや管理は重労働となるので無理せず、いざという時はプロにお任せするのも大事ですよ。
日々の睡眠を快適にすることで生活の質も上げることができます。
知らなかった方は今からでも遅くありません。
お気に入りの布団を長く使うためにも是非お試し下さい!