・エミューの危険性とは?
・どういう性格をしている?
皆さんはエミューという動物をご存知でしょうか?
エミューはかなり大きな鳥で、ダチョウと似た見た目をしています。
このエミューは危険な動物だという噂を聞きました。
そこで今回は、エミューの危険性についてお調べしました!
性格やダチョウとの違いも解説します。
目次
エミューの危険性とは?
エミューは身体が大きい鳥で、走るのが速いという特徴を持った鳥です。
この特徴を大前提として、危険性について解説していこうと思います!
エミューの主な危険性としては、
・身体が大きく走るのが速いため、当たられると危険
・犬や猫を敵とみなすことがあるため危険
・発情期は気が荒くなるため危険
主に以上の3つが挙げられます。
1つずつ解説していきます。
身体が大きく走るのが速いため、当たられると危険
大人のエミューの身体は、
高さが約1.6m~2mにまで成長します。
人間の成人男性程度かそれ以上の高さです。
さらに
体重は約50~60kg程度にまでなると言われ、鳥の中ではかなり大きな部類に入るとされています。
そして走る際の
速度は、最大時速が約50km程度にまでのぼります。
2mで60kgもある鳥が時速50kmで当たってきたことを想像してみてください。
どう想像しても危険ですよね?
このことから、エミューは身体が大きく走るのが速いため、当たられると危険だと言われているのです。
犬や猫を敵とみなすことがあるため危険
エミューは攻撃性が強い動物です。
皆さんが飼っていることも多いであろう犬や猫も、場合によっては攻撃対象とみなすことがあるようです。
むやみに犬や猫を襲うことはありませんが、犬が驚いて吠えたり、猫がじゃれついたりした場合に、エミューは犬や猫を「自分を脅かす存在」というように判断し、襲うことがあるそうです。
このことから、エミューは犬や猫を敵とみなすことがあるため危険だと言われているのです。
発情期は気が荒くなるため危険
多くの動物は発情期になると気が荒くなると言われていますが、このことはエミューにも当てはまります。
エミューの発情期は11月~翌年4月頃までとされています。
この時期のエミューは警戒心が高まり、少しのストレスで相手を襲うことがあるようです。
このことから、エミューは発情期になると気が荒くなるため危険だと言われているのです。
エミューの性格は?
ここまでエミューの危険性についてお話してきました。
エミューは獰猛な動物だというイメージをされた方が多いですよね?
実際のエミューは、「人懐っこい性格」をしており、さらに
「物音にかなり敏感な性格」も持ち合わせています。
つまり
「フレンドリーで臆病」というのが、本来のエミューの性格です!
この臆病な性格から、雷やクラクション、動物の鳴き声などの急な大きな音に驚いて走り出してしまうことがあるそうです。
走り出したエミューは怖がっている状態ですので、周りがあまり見えなくなり私たちを含む他の動物にぶつかるように突進をしてくるのです。
ですので、エミューに近づく際は、そっと静かに近寄ってあげてください。
そうすれば人懐っこいエミューはフレンドリーに接してくれますよ♪
エミューとダチョウの違いは?
冒頭でお話ししたように、エミューはダチョウによく似た見た目をしています。
どちらも大きな鳥という点では共通していますが、実際は似て非なる動物なのです。
ここからはエミューとダチョウの違いについてお話していきます。
・生息地
・羽の形状
・足の指の本数
生息地
そもそもエミューとダチョウは生息地が全然違います。
エミューの生息地がオーストラリアの草原やサバンナなのに対し、ダチョウの生息地はアフリカの草原やサバンナです。
オーストラリアとアフリカでは気候も全然違いますし、やはり似て非なる動物だと言えます。
羽の形状
エミューとダチョウでは羽の形状が全然違います。
エミューの羽は非常に小さく、遠目からでは羽があることすら気づかないほどです。
対してダチョウには大きくて立派な羽が生えており、遠目からでも羽をばっちり認知することができます。
羽の大きさにかなりの違いがあることからも、似て非なる動物だと言えます。
足の指の本数
エミューとダチョウでは足の指の本数が全然違います。
エミューの足の指は3本です。
それに対しダチョウの足の指は2本と、似て非なる動物だと言うのに十分な、明らかな差があります!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、エミューの危険性についてお話しました!
エミューの主な危険性としては、
・身体が大きく走るのが速いため、当たられると危険
・犬や猫を敵とみなすことがあるため危険
・発情期は気が荒くなるため危険
主に以上の3つが挙げられます。
ですがエミューは本来「フレンドリーで臆病」な動物です。
こちらから刺激しなければ、その危険性が発揮されることはありません。
皆さんもこのようなエミューの性質を把握し、エミューという動物を理解して接するようにしてあげましょう♪