大怪獣のあとしまつはパクリ?何と似ている?

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みなさんは映画『大怪獣のあとしまつ』はご覧になりましたか?

『大怪獣のあとしまつ』は、巨大怪獣を倒した後の後始末の大変さを描くユーモアたっぷりの作品です。

そんな『大怪獣のあとしまつ』、ある作品のパクリではないか?という疑惑があります。

一体どういうことなのか、見ていきたいと思います。

大怪獣のあとしまつはパクリって噂?

大怪獣のあとしまつの主演は山田涼介さん。

数々の作品に出ていて、素晴らしい演技で高い評価を得ていらっしゃいます。

二次元作品の実写化にもよく出ていますね。

 

監督、脚本はともに三木聡さんが手がけています。

三木聡さんといえば、「時効警察」シリーズでお馴染み。

松竹と東映の初の共同制作作品でもあり、オダギリジョーさんなどキャストも豪華で話題になりました。

キャストも監督も素晴らしく申し分なし!

…に見えますが、パクリとはどういうことでしょうか?

 

ここで大怪獣のあとしまつのあらすじを見てみましょう。

 

ある日、国を襲った巨大怪獣の突然の死から話はスタート。

国民は喜びますが、残された怪獣の死体は腐敗し、膨張し続けてしまいます。

怪獣の死因も不明、政府は巨大な死体のゴミ処理問題に頭を悩ませます。

そしてこ死体処理を任されたのは、主人公の帯刀アラタ(山田涼介)が所属する特務隊員たち。

安全を確保しつつ、この大怪獣をどうするべきか。

そんな主人公達の奮闘をコメディータッチで描きます。

 

怪獣との戦いではなく、その処理に焦点を当てるというのはなかなか変わった設定ですよね。

ですが実は、『大怪獣のあとしまつ』は、ある作品に似ていると話題になっています。

それは、

・怪獣8号

・シン・ゴジラ

の2つ。

ご存知な方ならわかると思いますが、確かにどちらも怪獣をテーマにしたもの。

パクリというのは本当なのでしょうか…?

怪獣8号

『怪獣8号』というのは、現在「少年ジャンプ+」で連載中の大人気漫画です。

大人の青春漫画という感じで、なんともアツい作品!

おおまかなあらすじはこう。

 

舞台は架空の日本、自然災害の「怪獣」が襲ってくる世界。

『怪獣8号』の主人公である日比野カフカは、幼い頃に幼馴染のミナと怪獣を倒すことを約束します。

しかし怪獣討伐組織である防衛隊の選考から落ち続けて、ついに年齢制限である32歳を超えてしまい、夢を断念します。

怪獣の死体処理専門の清掃業者・モンスタースイーパーの職員として働くカフカでしたが、ある日年齢制限が引き上げられることを知り,再び夢を追うことに。

しかしその矢先、カフカは敵であるはずの怪獣に変身する身体になってしまい…

 

果たしてカフカはどうなっていくのでしょうか?

怪獣8号のパクリ?

確かに「怪獣の死体処理」というワードは二作品とも共通していますよね。

なかなかスポットの当たらない部分が似る、というのは珍しいですし、パクリと言われるのも納得してしまう部分はあるかも…。

 

しかし映画の公開日と漫画の連載開始日を照らし合わせてみると,パクリというのは誤解だというのがわかります。

『怪獣8号』が初めてジャンプ+に掲載されたのは2020年7月3日。

『大怪獣のあとしまつ』のプロジェクト始動は2020年3月3日、公開されたのは2021年7月2日です。

映画公開は怪獣8号の連載開始後ですが,プロジェクト自体は連載前からありました。

なので、パクリというのは考えにくいですね。

偶然似た設定を持つものが偶然似た時期に発表された、というのが正解のようです。

シン・ゴジラ

『怪獣8号』ほどではないですが、『シン・ゴジラ』のパクリでは?という噂もあります。

エヴァンゲリオンシリーズで知られる庵野秀明さんが総監督・脚本をてがけた作品であるシン・ゴジラ。

架空の日本に現れたゴジラとの戦いの中で、架空とはいえ現代日本をリアルに描いています。

シン・ゴジラのパクリ?

シン・ゴジラと大怪獣のあとしまつとの類似点といえば、怪獣討伐の裏側を描くことで、現代日本の抱える問題に切り込む部分でしょうか。

しかしストーリーを比べてみても、そもそも大怪獣のあとしまつは怪獣が死んだところからスタートですよね。

なので、繰り返し怪獣との戦いを描くシン・ゴジラのパクリというのは違うでしょう。

テーマの切り口も、大きな違いがあるように思います。

 

また中には「大怪獣のあとしまつはシン・ゴジラの続編のような感じ」という意見もあります。

確かにパクリというよりは、その方がしっくりくるかもしれませんね(笑)。

まとめ

いかがでしたか?

ここでは「大怪獣のあとしまつのパクリ疑惑と、似ているといわれる作品について」をまとめてみました。

『大怪獣のあとしまつ』は賛否両論ある作品です。

日本は怪獣作品があふれていることもあり、「似てる…。」と思うのも仕方ないかもしれませんね。

「怪獣」というひとつのジャンルとして楽しむといいのかもしれません。

 

この記事をまとめると、

・「怪獣8号」「シン・ゴジラ」と類似点はある

・しかしパクリではない

ということです。

 

今回触れた三作品をまだ見ていなければ、これをきっかけにぜひ見てみてください!