- 「猫のケージでの寒さ対策はどうしたらいいの?」
- 「エアコン冷えしすぎてないか不安!」
夏はエアコン冷え、冬はとにかく寒く、可愛い愛猫のためにこんな悩みを抱えている方も多いはず。
特に猫をケージに入れるのは飼い主さんの不在時であることが多いため、余計に不安になってしまいますよね。
そこで今回は猫のケージでの寒さ対策方法と注意点をまとめました!
記事の後半ではおすすめのあったかグッズ3選もご紹介します♪
猫のケージでの寒さ対策方法7選!
子猫など常にケージ飼いという場合でなければ、猫をケージに入れるのは
- 飼い主さんの不在時
- 飼い主さんの就寝中
- 来客中
- 食事・料理中
など、常に愛猫のことを見てあげられない場合が多いと思います。
そんな時に火事や感電の危険がある電気ストーブなどは使いたくないですよね。
そこで安全性の高いケージでの寒さ対策方法をご紹介します!
エアコンで室内温度を調整する
猫の夏の適温は25〜28度、冬の適温は23〜25度と言われています。
これよりも室温が低すぎると猫は寒さを感じるため、夏は室温が下がりすぎないように注意し、冬は暖房で適温を保つようにしましょう。
成猫の場合は自分で暖かい・涼しい場所を選んで体温調節をすることができますが、子猫や老猫の場合は体温調節が難しいので、2〜3度高く設定してあげてください。
「人間の不在時でもエアコンをつけるなんて電気代が気になる!」という方もいるかもしれませんが、猫も家族です。
家族がいる場所が快適になるようにエアコンをつけてあげましょう。
暖かい場所にケージを移動する
猫はよく窓から外を眺めているイメージが強いので、ケージを窓際に置かれている方も多いのではないでしょうか。
しかし冬の場合、窓際だと昼間は日光が当たって暖かいですが、夜は隙間から冷気が入ってきてしまいとても寒い場所となります。
夏の場合でも、夜はむしろ窓際は涼しくていいのですが昼間は直射日光で暑くなりすぎてしまい熱中症のリスクもあります。
そこで、なるべく窓から離れた部屋の内側など、暖かい場所にケージを移動してあげましょう。
ケージに毛布やバスタオルをかけて覆う
ケージに毛布やバスタオルをかけることで、ケージ内の保温性が高まります。
「暗くてかわいそう!」と思うかもしれませんが、猫は狭くて暗いところが大好き!
来客中など猫が興奮してしまう場合でも、毛布などでケージを覆って目隠ししておけば落ち着いてくれます。
ケージの下に段ボールや新聞紙を敷く
ケージの下がぴったり床についているタイプだと、床の冷たさや冷気がケージ内に伝わってしまいます。
直接フローリングの床に置くのではなく、段ボールや新聞紙を敷いたり、マットの上に置くなど工夫してあげましょう。
猫ベッドを置く
ケージの中で猫が暖かく眠れるように、ベッドを置いてあげましょう。
猫のベッドにはたくさん種類がありますが、ケージの中でも使えるようなコンパクトサイズのものがおすすめです。
毛布やタオルを敷く
ケージの二階部分などはただの板の場合が多いですよね。
木製の板だと冬場は板自体が冷えてしまい、そこに猫が寝ると体中の体温が奪われてしまいます。
そのため、直接冷たい板に触れないように毛布やタオルを敷いてあげましょう。
猫が飛び乗った際にずれてしまうこともあるため、ずれないようにしっかり結束バンドや安全ピンなどでケージと固定してあげてください。
ペット用のあったかグッズを置く
ペット用のパネルヒーターや猫鍋などを置くと、ケージ内がかなり暖かくなります。
ベッド、毛布、あったかグッズと3種類置いてあげると、その時々の気温に合わせて猫が自分で快適な場所へ移動することができます。
ただし、パネルヒーターなどは低温やけどや、電源コードを噛んで感電するリスクもあります。
人間用のものを流用せず、必ずペット用のものを使いましょう。
ペット用であれば電源コード噛みつき防止加工がされていたり、温度調節ができたりと安全です。
猫のケージでの寒さ対策の注意点!
猫のケージでの寒さ対策には危険もあります。
ペット用のあったかグッズの項目で少し触れましたが、改めてご紹介します。
低温やけど
パネルヒーターやあんかなど、電気を使うあったかグッズの場合、猫がずっと気に入って使い続けることで低温やけどの可能性があります。
ケージの中に限らず、コタツやヒーターの前が好きな猫もいますが、その場合も低温やけどに注意が必要です。
猫は人間よりも温度変化に鈍い生き物な上、見た目では症状に気づいてあげにくく、気づいた時には重症化している場合もあります。
- 猫が直接触れて使うあったかグッズは38度程度に設定する
- コタツは定期的に布団を上げて中の温度を下げる
- 人間用のヒーターやストーブには近づきすぎないようにガードを置く
- 定期的に抱っこをして皮膚の状態などを確認する
冬場にあったかグッズやコタツ、ヒーターを使う場合は以上のことに注意しましょう。
感電
あったかグッズにはどうしても電気がつきもの。
温めるために多くの電力が必要なため、電池式ではなく電源コード式のものが多いですよね。
しかし猫にとって紐状の電源コードはとても面白いおもちゃに見えてしまい、噛みついてしまうこともあります。
猫が電源コードに噛みついて食い破ると、感電の可能性が高いです。
- あったかグッズは電源コードに噛みつき防止加工がされているものを選ぶ
- 人間用のヒーターやストーブ、家電製品の電源コードにはケーブルチューブなどをつける
猫が家電製品の電源コードを食い破れないように、ケージ内に限らず常に気を付けておきましょう。
火災
冬は空気が乾燥しているため火災にも注意が必要です。
家電製品の電源コードを食い破ると感電の危険があるとお伝えしましたが、最悪の場合火災につながる恐れもあります。
さらに、ストーブやヒーターに猫が近づきすぎてヒゲが焦げたり、毛が燃えたりといった危険もあります。
ケージ内の寒さ対策として、猫のケージにストーブを近づけすぎることはやめましょう。
猫のケージでの寒さ対策におすすめあったかグッズ3選!
ねこのおふとん はいるにゃん Mサイズ
こちらは人間の布団屋さんである「ひなたのふとん」が作った猫用の羽毛布団です。
ケージ内の猫の寒さ対策としてベッドを置くなら、普通の上に乗るだけのベッドよりも潜り込めるようなタイプがおすすめ。
ふかふかの羽毛布団の中に潜り込むこともできれば、暑くなってきたら上に乗ることもできるので一石二鳥な商品です♪
土鍋型ネコベッド WG-001M
こちらはよく聞く猫鍋の土鍋型の商品です。
猫が土鍋に入って丸まっている姿、想像するだけで可愛いですよね♪
30度、20度の2パターンで温度設定が可能なため、室温に合わせて調整できます。
また、気温が高い時には自動で電源オフになる安全機能付きのため、低温やけどを防止することができます。
ただし電源コードは噛みつき防止加工がされていないため、ケーブルチューブで加工が必要です。
アドメイト ペット用リバーシブル電気ヒーター ハードM
こちらはペット用のパネルヒーターです。
ケージの壁面に取り付けてケージ全体を温めることもできる上に、普通に敷いて使うこともできる優れもの!
39度と32度の面をリバーシブルに使うことができ、自動温度コントロールの安全機能付き。
電源コードは噛みつき防止の金属製となっているため安全です。
猫のケージでの寒さ対策まとめ
いかがでしたか?
猫のケージでの寒さ対策方法は
- エアコンで室内温度を調整する
- 暖かい場所にケージを移動する
- ケージに毛布やバスタオルをかけて覆う
- ケージの下に段ボールや新聞紙を敷く
- 猫ベッドを置く
- 毛布やタオルを敷く
- ペット用のあったかグッズを置く
この7つの組み合わせがおすすめです!
ただし、「低温やけど」「感電」「火災」には十分注意した上で寒さ対策を行なってあげてくださいね♪